韓統連大阪からのごあいさつ

韓統連大阪本部
代表委員
金隆司(キム・ユンサ)

積弊清算から平和・統一の年へ

在日同胞の皆さん、日本の友人の皆さん、新年明けましておめでとうございます。

旧年中、韓統連大阪本部の運動に参与、連帯、支援してくださったすべての皆さんに深く感謝します。

● キャンドル革命1周年

昨年は、100万を超える市民の平和的なキャンドルによって大統領が退陣に追い込まれ、キャンドル精神を継承する新しい大統領が誕生した年でした。

1960年の4月革命は、李承晩(イ・スンマン)政権を打倒したものの軍事クーデターで未完に終わり、1979年の釜山・馬山の大規模な民衆デモは大統領が側近に暗殺されましたが、全斗煥(チョン・ドゥファン)が登場し、抗議した光州市民は虐殺されました。1987年の6月民主抗争は、大統領直接選挙制を勝ち取りましたが、野党が分裂し、盧泰愚(ノ・テウ)政権の誕生を許してしまいました。

韓国の現代史で、民衆の闘いによって勝ち取った成果を継承する政権が樹立されたことはありませんでした。しかし、昨年のキャンドル革命は文在寅(ムン・ジェイン)政権を誕生させ、韓国の民主主義は急速に前進し始めました。過去の政権の不正腐敗を清算する積弊清算は着々と進み、朴槿恵(パク・クネ)政権の生みの親である李明博(イ・ミョンバク)元大統領も逮捕される可能性が高まっています。

私たちの民族にとって最大の積弊は分断です。キャンドル革命1周年の2018年は、積弊清算から平和・統一への飛躍の年になるでしょう。

● 鯨の喧嘩でエビの背が裂ける

去年の11月、国連で「平昌オリンピック休戦決議案」が決議されました。平昌オリンピック(2月9日~25日)パラリンピック(3月9日~18日)の期間、開幕7日前から閉幕7日後まで全ての国連加盟国が敵対行為を中断するように勧告しています。この決議を遵守するならば、毎年実施されている韓米合同軍事演習は、当然中止されなければなりません。

「鯨の喧嘩でエビの背が裂ける」という韓国の諺があります。強い者同士が喧嘩をすれば、弱者が巻き込まれて被害にあうという例えです。

400年前の壬辰倭乱(豊臣秀吉による朝鮮侵略)は、日本が明国を征服しようとして起こした戦争であり、百年前の日本は清国だけでなく、ロシアとも戦争をしました。第二次大戦後はアメリカとソ連の対立(冷戦)で分断されました。16世紀以来、わが民族は「鯨の喧嘩でエビの背が裂ける」状況から脱出できませんでした。

しかし、キャンドル革命によって大きく成長した韓国は、今や「エビ」ではありません。例えるならイルカがふさわしいでしょう。イルカは鯨とは比較にならないほど小さいけれど、ずば抜けた知能と活動力で非常に強い生命力をもっています。イルカは巨大な鯨と肩を並べて大海を舞台に活動しています。2018年、朝鮮半島の戦争の危機は、賢明なイルカによって解決されるでしょう。

韓統連大阪本部は、今年も自主・民主・統一の実現のために全力で闘っていきます。

新年が皆さんにとって幸多い年になることを祈願し、新年のあいさつとします。