南北当局会談「金剛山観光の再開」の壁越えられず決裂

【統一ニュース 2015/12/12】

 南北高位級接触で採択された8・25合意に基づき開城工業地区で開かれた、第1回南北当局会談が金剛山観光再開という課題を越えられず決裂した。南北代表団は合意文を発表しなかっただけでなく、次の会談の日程すら合意できなかった。

 ファン・ブギ次官は会談直後、「北側は金剛山観光問題を集中提起しながら、離散家族問題と連携させて“同時推進・同時履行”を主張して、金剛山観光再開の合意を優先的に要求し、金剛山観光を3月から4月に再開すると、離散家族の再会もすることができる」という立場を提示したと明らかにした。

 これに対して南側は「金剛山観光再開するためには、まず真相究明、第2に観光客の身辺安全に関する制度的装置準備、3番目に再発防止対策、第4に事業者の権利保護、こういう部分が先行してこそ金剛山観光問題が、今後安定的に推進されることができるとし、まず金剛山観光実務会談を開催して、これらの問題を協議すること」を提案したと説明した。

 南側は「人道的問題、離散家族問題と金剛山観光再開問題は、その性格が異なる事案で、これを連携するのは不適切だという立場を強調した」という。北側が離散家族 – 金剛山観光の「同時推進・同時履行」という一括妥結を追求し、南側は金剛山観光再開のための実務会談を別途持とうと「分離の推進」を主張したわけである。

 ファン次官は「北側は、まず金剛山観光の再開を合意文に最初に入れようと、継続的に主張して実質的な交渉の進展を成し遂げられなかった」と会談決裂を北側のせいに回した。

 しかし、「北側は金剛山観光の再開問題が先行されない場合、離散家族など他の事案を議論することができないという対応だった」と伝えた。また、北側は「核問題への言及、北朝鮮の人権問題の言及は、会談の雰囲気作りという次元で南側が慎重にして欲しい」と言ったと付け加えた。

 今後の会談の日程については、「私たちの側が次の週の月曜日(14日)の会談を継続しようという立場を北朝鮮側に伝達したが、北側は南側が金剛山観光の再開に意志がないとし、もはや協議をする必要がないという立場を配信してきた」と確認した(翻訳:韓統連大阪本部)

 

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