韓統連大阪で取り組んだ活動
8・22韓統連セミナー:甲午農民戦争の意義について学ぶ
【2021/09/03】
韓統連大阪本部主催で開催している「韓統連セミナーウリ近代史② 甲午農民戦争」が8月22日(日)、東成区民センターで開かれた。
セミナーでは、金隆司韓統連大阪本部代表委員が主催者挨拶を行った後、金昌範(キム・チャンボム)韓統連大阪本部副代表委員が報告を行った。金副代表は初めに、甲午農民戦争が起こった背景と東学の教義などについて解説した。
次に、農民軍の第1次蜂起の推移を解説しながら、農民軍と政府軍との間で交わされた「全州和約(1896/6)」について触れ、全州和約の締結理由について「外敵(日本・清)侵入の口実を阻止するため」と指摘した。
そして、農民軍による第2次蜂起と政府軍及び日本軍などとの全面対決(1894/11・牛禁峠)での農民軍の敗北とその後の情勢について述べながら、甲午農民戦争の意義と教訓として「民衆の実践が、平等思想を教義とした宗教的契機をさらに超える民衆が時代と社会を作る主体であることを証明し、民衆の歩みを阻んだ日本、それに黙認、協力した列強、真に民衆の社会を建設するために自主独立の政府が不可欠」と語った。
報告後は質疑応答が行われ、最後に金昌五(キム・チャンオ)韓統連大阪本部副代表委員が閉会挨拶を行い、韓統連セミナーは終了した。