韓統連大阪からのごあいさつ

韓統連大阪本部
代表委員
金隆司(キム・ユンサ)

歴史は後退しない、希望の2022年を

在日同胞の皆さん、日本の友人の皆さん、新年明けましておめでとうございます。

旧年中、韓統連大阪本部にご支援をいただきましたすべての皆さんに、あらためて感謝を申し上げ、新年のご挨拶を申し上げます。

◆去年を振り返って

昨年も新型コロナが猛威を振るい、東京オリンピック開催中の8月には首都圏と大阪で医療崩壊が起き、多くの人が自宅で亡くなりました。感染を収束させるためには、世界規模でのワクチンの不平等(格差)を解決する必要があります。「世界不平等報告書2022」によると、世界上位10%の富裕層が所得全体の52%と資産の76%を占有しており、上位1%の人々だけで世界全体の38%の富を支配しています。富裕層の貯めこんだ「蔵」を開放して、不平等に苦しむ貧困層の苦痛を癒さなければなりません。

米国では昨年1月にバイデン新政権が発足し、トランプ政権の「米国第一主義」から「国際協調」路線への転換を表明しました。朝鮮は第8回党大会(1月)で「強対強、善対善(対決なら対決、対話なら対話)」の対米方針を確認しましたので朝米関係の進展が期待されましたが、韓米合同軍事演習の実施により対話は実現しませんでした。

この状況を打開するためには、「わが民族の運命は自ら決定するという民族自主の原則を確認」した、板門店宣言を韓国政府が勇気をもって実行する以外にありません。

日本も菅政権から岸田政権へと交代しましたが、対朝鮮政策、対韓国政策は旧態依然です。

韓日関係の改善のために、そして日本がアジアの真の友となるために「日本には過去を直視して、歴史を恐れる真の勇気が必要である」という故金大中元大統領の言葉を岸田首相に送ります。

◆統一マダンで大統領選挙の祝杯を

今年の3月に大統領選挙があり、キャンドル革命で誕生した文在寅政権も5年の任期を終えます。平昌オリンピック、板門店南北首脳会談、シンガポール朝米首脳会談、平壌南北首脳会談など、朝鮮半島の平和と統一が大きく花開いた2018年から4年が経ち、現状に落胆している人がいるかもしれませんが、歴史は長い目で見れば後退しません。そして、何よりも歴史は民衆の意志によって動きます。私たちがあきらめない限り、歴史は前進し、朝鮮の平和と統一は必ず実現します。

2022年は大統領選挙に勝利し、平和と統一をまた再び大きく前進させなければなりません。

その主役は、分断の被害を最も受け、統一の恩恵を最も受ける私たち在日同胞です。

今年は3年ぶりの統一マダンを準備しています。

大統領選挙の勝利の喜びを、統一マダンで皆さんと分かち合えることを楽しみにしています。

新年が皆さんにとって幸多い年になることを祈願し新年の挨拶にしたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いします。