韓統連大阪本部主催による今年最初の韓統連セミナー「韓国政治の現在地と進歩政治の展望―韓国四月総選挙、民権勝利実現のためにー」が2月4日（日）、KCC会館（大阪市生野区）で開かれた。

セミナーでは、金隆司（キム・ユンサ）大阪本部代表委員が主催者挨拶を通じ「4月に実施される韓国総選挙は尹錫悦政権を審判して弾劾に追い込むのか、または尹政権のレイムダックが始まるのか、今後の韓国社会を占う重要な選挙です。今日のセミナーを通じ韓国政治の現状などについて認識を深めましょう」と語った。

次に、金昌範（キム・チャンボム）副代表委員が報告を行った。金副代表は▲尹錫悦政権の現在地、▲南北関係の変化、▲野党連合と進歩政治の展望と3章に分けて報告を行うとともに、韓国の政党の性格分類を解説しながら、「今回の総選挙では野党が最大限団結して選挙に勝利し、尹政権を引きずり下ろし、民衆が生きやすい社会の発展を志向し、南北和解の復活と平和な朝鮮半島の実現につなげなければならない」と語った。

報告後は活発な質疑討論、崔誠一（チェ・ソンイル）事務局長から総選挙に向けた在外選挙人案内と今後の行事紹介が行われ、最後に金昌五（キム・チャンオ）副代表委員が閉会辞を行った。