3月4日から朝鮮半島で韓米合同軍事演習が実施され、朝鮮半島の軍事緊張が高まる中、「韓米合同軍事演習反対！韓統連全国代表者会議」が3月3日（日）、名古屋市公会堂（名古屋市昭和区）で開かれた。

代表者会議では、宋世一（ソン・セイル）韓統連委員長が主催者挨拶を通じ「韓米合同軍事演習が強行される。昨年は年間250回～260回にもなる演習が行われ、朝鮮半島の軍事緊張が高まり続けている。特に今回の演習には核兵器を搭載できる戦略資産を動員しており、朝鮮半島はもう核戦争も想定した軍事緊張に到達したというしかない」と語った。

続いて「尹錫悦政権は完全な対米追従、同族の朝鮮に対する対決姿勢を強化しており、自由民主主義による吸収統一を口に上げている。朝鮮はこのような戦争脅威に対して“平和なのか、戦争なのか”一つを選択するよう通告している。軍事演習を中止させることは朝鮮半島の平和につながっていく。全力で軍事演習に反対していこう」と訴えた。

次に、韓成祐（ハン・ソンウ）韓青中央本部委員長と尹康彦（ユン・ガンオン）韓統連広島本部代表委員が意見表明を行った後、金昌五（キム・チャンオ）韓統連副委員長が決議文の朗読を行った。

決議文では▲韓米合同軍事演習中止。▲米国の対北敵対政策放棄。▲尹錫悦政権の対米追従、対北対決政策放棄などの内容を決議し、最後に金隆司（キム・ユンサ）韓統連副委員長が閉会辞を行った。

その後、参加者全員で韓米合同軍事演習中止を求めるプラカードアピールを行った。