韓統連大阪で取り組んだ活動
韓国サンケン労組を支援する 大阪市民の会結成総会:韓国サンケン労組の闘いに連帯し、 会社再開、解雇撤回をかちとろう!
【2021/04/03】
日本に本社があり、昨年7月、韓国にある韓国サンケンの一方的会社清算と社員全員解雇を不服とし、会社再開、解雇撤回を要求して闘っている韓国サンケン労組に支援・連帯する目的で「韓国サンケン労組を支援する大阪市民の会結成総会」が4月3日(土)、大阪国労会館(大阪市北区)で開かれた。
総会では、大阪市民の会代表の濱本満夫さんが主催者挨拶(経過報告)を行った後、昨年から取り組んでいるサンケン大阪支社前での抗議行動を記録したスライド上映と韓国国内での闘いを記録したビデオ上映が行われた。
次に、基調講演を「埼玉市民の会」の松平直彦さんが行った。松平さんは講演を通じ「昨年7月の奇襲的な会社清算発表は、唯一組合潰しが目的だ」と述べ、本社の会社清算発表を批判した。
続いて、昨年7月以降、解雇された組合員の闘いを紹介しながら「解雇された組合員たちは、会社側から破格の慰労金(賃金60ヶ月分)を提示されたが、一人も応じず、職場復帰を目標に闘っている」と報告するとともに、「日本各地で支援・連帯する組織ができている。韓国の組合員たちと連帯しながら、会社再開、解雇撤回をかち取ろう」と語った。
講演後、崔誠一(チェ・ソンイル)韓統連大阪本部事務局長が連帯アピールを行い「韓国で闘っている組合員たちは家族も含め必死に闘っている。韓日民衆連帯の力で必ず勝利しましょう」と訴え、最後に各団体からの連帯メッセージが紹介され、結成総会は終了した。