韓統連大阪で取り組んだ活動

9・26韓統連セミナー:3・1独立運動の評価と意義について認識を共有する

【2021/09/26】

韓統連大阪本部主催の「韓統連セミナー2021シリーズ ウリ近代史最終回-圧制に抗拒する民衆-3・1独立運動を中心に」が9月26日(日)、東成区民センターで開かれた。

セミナーでは、金隆司(キム・ユンサ)韓統連大阪本部代表委員が「現在、韓日関係は冷えきっています。その要因は日本政府の誤った歴史認識によるものです。今日のセミナーを在日同胞と日本人が共に正しい歴史認識を共有する場にしましょう」と主催者挨拶を行った。

次に、金昌範(キム・チャンボム)大阪本部副代表委員が報告を行った。金副代表はまず、甲午農民戦争の主導者である全琫準(チョン・ボンジュン)総大将の処刑(1895/4)以降の日本帝国主義による圧制と当時の独立運動の現状について詳細に報告した。

続いて、3・1独立運動(1919/3.1)について「ソウルで独立宣言書が朗読され、多くの民衆が“独立万歳”を叫び、全国に運動が拡散した。参加した階層は学生・宗教者・知識人・商人など幅広い階層が参加した」と述べながら、最後に「闘いの原動力はまぎれもなく民衆(民衆が歴史の主役)であり、民族解放運動の質を高める契機を作った」などと3・1独立運動を評価した。

報告後は活発な質疑討論と崔誠一(チェ・ソンイル)大阪本部事務局長から11月7日に開催する「韓国大統領選挙を考える集い」が紹介され、最後に金昌五(キム・チャンオ)大阪本部副代表委員が閉会挨拶を行い、セミナーは終了した。

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