韓統連大阪で取り組んだ活動

韓統連大阪本部時局講演会:尹錫悦政権の戦争政策に反対し、2023年を平和と繁栄の年に!

【2022/12/08】

韓統連大阪本部主催で「韓統連大阪本部時局講演会 新冷戦下の朝鮮半島 私たちの手で平和と統一を!」が12月4日(日)、KCC会館(大阪市生野区)で開かれた。

時局講演会では、金隆司(キム・ユンサ)韓統連大阪本部代表委員が主催者挨拶を通じ「今年の情勢の特徴はロシアによるウクライナ侵攻と、米国をはじめとする新冷戦体制が具体化されたこと」と述べ、「情勢認識を共有しながら朝鮮半島での戦争に反対、平和実現の声を上げていこう」と語った。

次に、金昌五(キム・チャンオ)大阪本部副代表委員が「新冷戦下の朝鮮半島情勢」をテーマに講演を行った。金副代表は初めに、ロシアによるウクライナ侵攻について触れ「世界の多くの国々が自国の国益を守るため、米国主導のロシア制裁に同調しないか消極的な姿勢をみせている」と指摘しながら、「ロシアとウクライナは即時停戦交渉に入らなければならない」と語った。

続いて、今年発足した尹錫悦政権について「尹政権発足以降、韓米合同軍事演習の再開と初めて韓日間の軍事演習が実施された。今後、韓米日合同軍事演習も行われる可能もあり、どの時よりも朝鮮半島の軍事緊張は高まっている」と述べるとともに、「最近、梨泰院惨事が起こり、早期の幕引きを図ろうとする尹政権に対する韓国民衆の怒りは、尹錫悦政権退陣運動にまで高まっている」とし、「惨事の真相究明と責任者処罰、被害者への謝罪などを徹底しなければならい」と語った。

そして最後に、私たちの課題として▲尹政権の戦争政策反対、▲韓米合同軍事演習の中止と韓日軍事協力反対、▲対朝鮮敵視政策の転換と指摘し「2023年が平和と繁栄の年となるよう力を合わせて頑張っていこう」と訴えた。

講演後は質疑応答と自由討論が行われ、最後に金昌範(キム・チャンボム)大阪本部副代表委員が閉会挨拶を行い、時局講演会は終了した。

講演会後は同会場で3年ぶりに交流会が開かれ、スライドを通じ韓統連大阪本部の2022年の主な活動を振り返るとともに、参加者からのスピーチなどを通じ親睦と交流を深めた。

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