韓統連大阪で取り組んだ活動

韓統連関西協議会学習会:停戦協定70年 あらためて朝鮮戦争の真実を学ぶ

【2023/06/25】

朝鮮戦争の停戦協定締結から70年を迎え、韓統連関西協議会の主催で学習会「停戦協定を平和協定に変えよう!~戦争を終え、平和へ」が6月25日(日)、PLP会館(大阪市北区)で開かれた。

学習会では、金隆司大阪本部代表委員が主催者挨拶を行い「朝鮮戦争の起源をたどっていくと、この戦争の本質が理解できます。今日の学習会を通じて朝鮮戦争の本質と平和協定締結の重要性について学びましょう」と語った。

次に、金昌範大阪本部副代表委員が報告を行った。金副代表は朝鮮戦争の開戦に至る経緯を報告し、戦争の推移を解説しながら「米国は朝鮮人民軍の戦闘力を軽視していた」と指摘した。

続いて、1953年に締結された停戦協定の内容を報告しながら「停戦協定では、すべての外国軍隊の朝鮮半島からの撤退が明記されおり、中国人民志願軍は撤退したが、53年8月に韓米相互防衛条約が仮調印され、在韓米軍が創立された」と語った。

そして、平和協定締結に向けて「4・27板門店宣言では休戦協定を平和協定に転換し、恒久的平和体制構築のための4者会談の会談を推進すると明記されている。米国の承諾なしに平和協定締結は困難なのはもちろんだが、南北の自主力量が平和協定締結の可能性を高めていく」と強調した。

報告後は、質疑討論と金昌五大阪本部副代表委員から、7月22日にソウルで開かれる「停戦70年朝鮮半島平和大会」と大会に参加する訪韓団が紹介され、最後に崔孝行(チェ・ヒョヘン)兵庫本部代表委員が閉会挨拶を行った。

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