韓統連大阪で取り組んだ活動

第28回統一マダン生野:韓国から615市民合唱団を迎え多彩な演目で子どもも大人も楽しむ

【2023/09/17】

今年の統一マダン生野は地域状況の変化や多くの方からの意見などを勘案したうえで、開催日程も場所も一新し、9月17日(日)に「いくのコーライブズパーク(通称:いくのパーク、旧御幸森小学校)」で開催しました。当日は最高気温32.7℃という予想外の暑さの中での開催となりましたが、それでも開催時間の前から多くの方々が来場し、売店を、そして日陰の場所を次第に埋め尽くしました。

第28回統一マダン生野は、3組の初出演者をはじめ多彩な舞台演目で盛り上がりました。

最初の演目は、大阪朝鮮中高級学校民族楽器部による民族楽器演奏で、次に今回初めて出演したカオリンズによる歌が披露された後、キックアーツテコンドーによるテコンドーの演武が行われ、子どもたちによる元気いっぱいのテコンドーの演武が披露されました。

続いて、第1回統一マダン生野から出演している文芸同大阪舞踊部による華麗な朝鮮舞踊が披露された後、金昌範実行委員長の主催者挨拶が行われ「停戦協定締結から70年を迎える今年、未だに平和協定が締結されていません。統一マダン生野に集まった私たち、平和を愛する市民が手をつなぎ、世界に平和の花を咲かせましょう。今日一日、共に楽しみましょう」と来場者に訴えました。また大椿ゆうこ社民党参議院議員からの来賓挨拶もありました。

その後、火曜バンドによるバンド演奏、筋原章博生野区長の来賓挨拶、こちらも今回初出演になるカレコレの漫才、きむ・きがんさんによるミニライブが披露されました。

その他にも世界的パフォーマのちゃんへんさんのジャグリング、安聖民(アン・ソンミン)さんによるパンソリ、ハンテプンによる力強いサムルノリが披露されました。

そして、第28回統一マダン生野のゲストとして招請した韓国615市民合唱団が舞台に上がり合唱が披露されました。

615市民合唱団の合唱では、在日同胞もよく知っている民謡をはじめ朝鮮学校を支援する歌、祖国の平和統一を願う歌などが披露され、会場の雰囲気は最高潮になりました。

そして最後に再びハンテプンがフィナーレを飾り、参加者が手を取り合いながら「ウリエソウォン(私たちの願い)」を合唱しました。

第28回統一マダン生野では多くの団体・個人の協力を得て出店が並びました。

ビールに焼肉、焼鳥、冷麺、キムパッなどの飲食店はとても盛況でした。また毎年子どもたちに人気のスーパーボールすくいなどの出店もあり、大人も子どももとても楽しんでいました。

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