4月10日に実施される韓国国会議員選挙を控え、韓統連大阪本部主催で「2024韓国総選挙を考える集い」が3月24日（日）、KCC会館（大阪市生野区）で開かれた。

集いでは、金隆司韓統連大阪本部代表委員が主催者挨拶を通じ「尹錫悦政権になって韓国の歴史は後退し、南北関係は緊張状態が続いています。このような尹政権を退陣させなければなりません。そのために今回の総選挙では進歩・民主陣営の勝利が必要です。今日の講演を通じ総選挙情勢と展望について、皆さんと共に認識を共有したいと思います」と語った。

次に、金昌五大阪本部副代表委員が講演を行った。金副代表は「今回の総選挙では尹錫悦政権を審判しなければならない。そのためには“1対1の構図”を作らなければならない」とし、「そのための共に民主党・進歩党・新進歩連合の3党と市民社会団体による比例政党“共に民主連合”が結成されたことは期待できる」と述べるとともに、「曺国（チョ・グク）元法務部長菅が結成した祖国革新党は“尹錫悦検察独裁を終わらせる”をスローガンに掲げ、各地で旋風を巻き起こしている」と語った。

そして「総選挙で反尹錫悦連合の目標は200議席。この議席数を獲得できれば尹政権の弾劾が可能になる」と述べながら「民主・進歩勢力は団結して尹錫悦政権に審判を下そう」と訴えた。

講演後は質疑応答と集い参加者全員に呼びかけて実施した総選挙模擬投票の結果発表、在外選挙人投票案内などが行われ、最後に金昌範（キム・チャンボム）副代表委員が閉会挨拶を行った。