韓統連大阪で取り組んだ活動

光州民衆抗争44周年在日韓国人全国集会:汎国民戦線を構築して尹錫悦政権を退陣に追い込もう!

【2024/05/12】

光州民衆抗争から44周年を迎え、韓統連主催で「光州精神を継承し、民族自主を争取しよう!光州民衆抗争44周年記念在日韓国人全国集会」が5月12日(日)、じばさん三重(三重県四日市市)で開催された。

集会では、宋世一(ソン・セイル)韓統連委員長が主催者挨拶を通じ「韓国現代史にさん然と輝く光州民衆抗争は、反独裁民主化闘争を反外勢民族自主化闘争へと昇華させていった。現在の韓国情勢を見る時、民族自主が重要な課題であると感じる」と述べながら、「4月10日の総選挙で無能・無責任、独断・専横、反民主・反民生・反平和、外交においては対米追従、対日屈従、対北対決の尹錫悦政権に対して、韓国の国民は激烈な審判を下した。今回の選挙はまさに国民の勝利だが、これは尹政権打倒闘争のはじまりにすぎない。尹政権を退陣させてこそ、民族自主は前進していく。院内外を貫く強力な汎国民戦線を構築し、尹政権を早期に退陣させよう」と語った。

次に、金昌五(キム・チャンオ)副委員長が情勢講演を行った。金副委員長は「米国の覇権は失墜し、世界は多極化の時代を迎えている。にもかかわらず尹政権は米国に追従し、韓米日軍事同盟構築の先鋒隊となった。朝鮮半島はかつてないほどの核戦争危機に陥っている」として尹政権を批判した。

続いて、4月の総選挙については「民主・進歩勢力の団結と祖国革新党による『尹政権審判』世論の拡散が勝因であり、今後、梨泰院特別法やチェ上等兵特検法など、国民が切望している法案を成立させ、尹政権を徹底的に包囲し、弾劾・退陣へと進まなければならない」と強調し、今後の課題として「親米独裁勢力を弱体化させ、親米民主勢力の限界を明らかにし、自主統一勢力の躍進を勝ち取り、自主的民主政府を樹立し、ゆるやかな連邦制統一時代に進むことだ」とし、「今後、韓統連、韓青の役割はより重要となっていくだろう」と語った。

情勢講演後は韓青・韓統連各代表からの意見表明に続き決議文が採択され、趙基峰(チョ・キボン)副委員長が閉会挨拶を行った。

そして最後に参加者全員で尹政権退陣を求めるプラカードアピールを行った。

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