韓統連大阪で取り組んだ活動

朝鮮戦争74年反対集会:差別・排外主義に反対して新たな戦争を阻止しよう!

【2024/06/30】

「朝鮮戦争74年反戦集会 新たな朝鮮戦争を阻止のため、差別・排外主義を問う(主催:参戦と天皇制に反対する連続行動)」が6月30日(日)、国労会館(大阪市北区)で開かれた。

集会では、藤岡正雄さんが主催者挨拶を行った後、日本の戦後責任を清算するため行動する北海道の会共同代表の林炳澤(イム・ピョンテク)さんが講演を行った。

林さんは最初に「私と朝鮮戦争」と題して、幼年期の体験を経て朝鮮戦争・戦史を渉猟(しょうりょう。調査・研究などのために、多くの書物や文書を読みあさること)し、執筆活動を行ったと述べながら「朝鮮戦争時に大村収容所が開設され、朝鮮人の退去強制などが行われる中、これらに抵抗する形で取り組まれた在日朝鮮人の闘いは反差別・生存権闘争であった」と語った。

続いて「第2次大戦後の在日朝鮮人への差別政策を考える」というテーマでは、「戦後の選挙法の改正、外登令の制定・施行などに見られるように戦後日本は在日朝鮮人の管理から始まり、日本の独立後は在日朝鮮人の制度的差別が確立された」と指摘。「現在も日本の戦後責任は未精算のままで、差別政策は温存されている」と語るとともに、現在のヘイトスピーチの台頭については「潜在的な意識的差別の噴出=戦争を引き起こす基盤になりうる」とし、「継続した反差別・反排外主義運動が大切だ」と訴えた。

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