韓統連大阪で取り組んだ活動
韓統連とウリ民主連合の共催で5・18民主化運動40周年記念式開催
【2020/08/01】
「5・18民主化運動40周年記念式(主催:韓統連大阪本部・ウリ民主連合)」が8月1日(土)、大阪市立社会福祉センターで開催された。
本来5月に予定されていたものが新型コロナウイルスの感染拡大で延期されたものだが、コロナ対策をとった中で開催された。
孫啓榮(ソン・ゲヨン)韓統連大阪本部組織部長の司会で始まった記念式は、最初に主催者を代表してウリ民主連合の李哲(イ・チョル)代表が「長年、5・18記念行事を開催してきたウリ民主連合と韓統連大阪本部が40周年記念式を初めて開催できたことを意義深く思う」と語った。続いて5・18記念財団の李哲佑(イ・チョルウ)理事長の映像挨拶が紹介された。
次に、来賓として駐大阪韓国総領事館のチョン・ナムス領事が紹介され、領事館から参加者全員にマスク50枚入り1箱ずつがプレゼントされたことが報告された。続いて「ユネスコが語る5・18の真実」が上映された。世界史において光州民衆の闘いがどのような意義を持っているのかを歴史映像を駆使しながら訴える映像は参加者に深い感銘を与えた。映像上映後は参加者全員が起立して「あなたのための行進曲」を斉唱し、今年のスローガン「기억하라 5월정신!(記憶せよ、5月精神!)꽃 피워라 대동세상(花咲かせよう 平等社会!)」を唱和し、参加者一人一人の献花で第1部は終了した。
第2部は韓国問題研究所の康宗憲(カン・ジョンホン)代表による記念講演が行われた。講演では、5・18光州抗争の歴史的意義、朝鮮半島の緊張激化の要因と背景、板門店宣言以降の推移、南北共同連絡事務所破壊の教訓、今後の展望と課題について、パワーポイントを活用し、分かりやすく解説された。
最後に、韓統連大阪本部の金隆司(キム・ユンサ)代表委員が閉会挨拶で「今日の5・18民主化運動40周年記念式を契機に、平和と統一を願う在日同胞の団結の輪を一層広げていきましょう」と訴え記念式は終了した。