2021年 5月 19日 / 未分類
【民衆の声 2021/5/19】
国家保安法廃止を要求する国会国民同意請願が始まり10日が経過し、市民10万人の同意を得た。これに伴い国会で国家保安法廃止議論が開始される展望だ。
国家保安法廃止国民行動は19日、立場文を出し、国家保安法廃止国会国民同意請願に10万人の国民が参加して目標を達成したと明らかにした。
国民行動側は、参加した国民に謝意を表し「今回の10万請願が短期間に達成されたことは、国家保安法がこれ以上私たちの社会で席を占めてはいけないという国民の熱望が表出されたこと」と評価した。
国会国民同意請願は受け取られた請願が公開後30日以内に10万人以上の同意を得れば、国会常任委に回付して立法議論を進めるようにする制度だ。国家保安法廃止請願は10万人以上の同意を得たので、国会関連常任委員会に回付されて議論手順を踏むことになる。
国民行動側は「国家保安法は、この間政権維持の手段として、表現の自由・思想の自由を抑圧する道具として、差別と排除・嫌悪を助長して、民主主義秩序を否定するしくみとして、民族の和解と平和統一に逆行する制度として利用されてきた。この法の廃止なしには宗教と良心の自由も、進歩的政治活動も、市民の労働基本権と政治的自由も、創造的芸術活動も保障されない」と強調した。
あわせて「国民の意思を敬う国会と政府が応えなければならない時。政府と国会は国民の熱望と行動意志を決して冷遇してはいけない」と明らかにし、最後に国民に「国会を動かすことができるのは、私たちの力と声だ。国会議員が民心を敬えるよう継続して行動していこう」と訴えた。