2021年 9月 9日 / 未分類
【統一ニュース 2021/9/9】
北のオリンピック参加資格の有無が北に対する制裁と圧迫、進んで対中国牽制のカードとして活用されることができるという点で、憂慮はより一層大きい」。
6・15南側委員会は9日「オリンピック精神に反する国際オリンピック委員会の北に対する懲戒は撤回されなければならない」という題名の論評を発表、このように明らかにした。
先立って、バッハIOC委員長は8日、記者会見で「IOC理事会は、北朝鮮の一方的な東京オリンピック不参加決定と関連して、NOC資格を2022年末まで停止することにした」と発表した。この措置によれば、北朝鮮は国家資格で来年2月の北京で開かれる冬季オリンピックに出場できなくなる。
6・15南側委員会は論評で「北側オリンピック委員会は今年3月、コロナの世界的な危機から選手を保護するという理由で、東京オリンピック不参加を決めた」とし、「スポーツを通した国際的交流も人間の生命と尊厳が優先されなければならず、国家非常事態状況で‘選手団保護’は、各国オリンピック委員会の権利として保障されることがオリンピック憲章にも符合する」と明らかにした。
また「国際オリンピック委員会の今回の決定は、オリンピック憲章が明らかにした人間の尊厳性保存を追求する平和な社会建設のために、スポーツを通じて調和がとれた人類発展に寄与するというオリンピック精神を傷つける決定であり、国際オリンピック委員会の北に対する懲戒決定を、直ちに撤回しなければならない」と促した。