2022年 3月 21日 / 未分類
【自主時報 2022/3/21】
在日韓国民主統一連合(韓統連)が3月20日「韓米合同軍事演習中止と南北対話再開を要求する韓統連全国代表者会議」を開催した。
宋世一韓統連委員長は開会辞で「韓半島は停戦状態であり、いつ戦争が起きるかも知れない緊張状態にある。そういう中で統一の相手である朝鮮に対して大規模軍事演習が韓米合同で進行されようとしている。米国が朝鮮を敵対せず、真剣に対話と関係改善を要求するならば韓米合同軍事演習を直ちに中止しなければならない」と強調した。
あわせて宋委員長は「2018年に板門店宣言、9月ピョンヤン共同宣言、南北軍事分野合意書という画期的な南北合意が導き出された。当時、情勢は韓米合同軍事演習中止から始まった。軍事演習の中止で南北対話、朝米対話の門が開かれた。韓米合同軍事演習の中止と南北・朝米対話再開を要求して、私たちの念願である韓半島の平和と祖国統一を大きく促進していこう」と訴えた。
続いて会員団体、地方本部代表から意見発表が行われた。
韓成祐在日韓国青年同盟(韓青)中央本部委員長は、尹錫悦次期大統領に対して「尹錫悦次期大統領は当選後、韓米同盟を強化して韓日歴史問題を軽視するという発言をした。 これらは保守積弊勢力が過去に主張してきたことであり、受け入れることはできない」と指摘し、「戦争行為である韓米合同軍事演習は絶対に中止されなければならない」と強調した。
高弘韓統連兵庫本部事務局長は今回の大統領選挙に対して「結果は遺憾だが、私たちが推進する自主・民主・統一の道は変わりない。韓米日軍事同盟を強化して自衛隊が有事の際、韓半島に入ってきても良いという危険な人物が大統領になるが、キャンドル革命を再び胸に刻んで今後も闘いぬく」と決意を明らかにした。
その後、趙基峰韓統連副委員長が文在寅大統領と尹錫悦次期大統領に送る要請文を朗読・採択した。