2022年 7月 7日 / 未分類
【オーマイニュース 2022/7/8】
尹錫悦大統領の国政遂行支持率が8日、世論調査業者韓国ギャラップの7月第1週調査結果で30%台を記録した。大統領に就任して60日だ。
韓国ギャラップが去る5~7日、全国満18才以上1000人(回答率10.7%)に「尹大統領が大統領として職務をよく遂行していると見るか、間違って遂行していると見るか」という電話調査の結果「うまくやっている」との肯定評価は37%、「うまくやっていない」という評価は49%だった。「どちらでもない。あるいは分からない」「応答拒否」など意見を留保した応答は14%だった。
前週調査と比較すると肯定評価は6ポイント下落、否定評価は7ポイント上昇した。
朴槿恵元大統領や文在寅前大統領の場合と比較すると、尹大統領の国政遂行支持率はあまりにも早い時期で30%台を記録した。
韓国ギャラップ調査を基準とする時、朴槿恵元大統領の国政支持率は就任2年後の2014年12月第3週の調査結果(37%)、文前大統領の国政支持率も就任2年後の2019年12月第3週の調査結果(39%)の時に初めて30%台を記録した。
韓国ギャラップは今回の調査結果に対して「先週までは主に理念指向中道層と無党層での変化だったが、今回は尹大統領に好意的だった高齢層、国民の力支持層、保守層などをはじめ多くの回答者で肯定率下落・否定率上昇気流が共通するように表れた」と解説した。
実際に年齢別回答者変化を見れば、70代以上の肯定評価の落ち幅が最も大きかった。 70代以上の肯定評価は前週対比13ポイント下落した55%、60代の肯定評価は前週対比7ポイント下落した50%だった。また、70代以上の否定評価は前週対比13ポイント上昇した28%、60代の否定評価は前週対比11ポイント上昇した42%を記録した。
職務遂行否定評価理由の第1位は「人事」だった。
今回の調査の職務遂行否定者に自由応答でその理由を聞いた結果、「人事」を挙げた応答比重が前週調査対比5ポイント上昇した18%を記録した。
政治資金法違反容疑で検察捜査対象になったキム・スンヒ前保健福祉部長官候補者が自ら辞職したが、飲酒運転などの容疑が浮上したパク・スネ教育部長官候補者の任命強行に対する批判的反応だと分析される。
何より、尹大統領は最近の人事論議について「文在寅政府よりましだ」と答弁したり、「野党の政治的攻撃」と解釈する姿を見せたことがある。