2022年 11月 10日 / 未分類
【統一ニュース 2022/11/9】
「私たちは休戦線を挟んで70年近く続いた戦争と敵対行為を終息させ、平和協定を締結するために連帯し行動する。韓日両国が核兵器禁止条約を批准し、朝鮮半島をはじめ北東アジアの非核地帯を建設するために連帯して行動する」。
2020年7月に発足した韓日最大規模の宗教・市民社会連帯組織「韓日和解と平和プラットフォーム(韓日プラットフォーム)」は9日、ソウル日本大使館近くの水曜デモ場所で記者会見を開き「私たちは次のように、私たちの共同認識と共同課題に合意し、2023年に向けた実践を共にしていく」と明らかにした。
参加者は「韓米合同軍事演習は、朝鮮民主主義人民共和国の強硬な軍事的対応を呼ぶ悪循環を招いている。敵対と軍事行動を止めなければ衝突を防ぐ解決方法はない」と診断、「韓国・日本・米国政府、そして北が刺激的な軍事行動を中止し、関係改善にもとづく平和的解決のための対話の道に乗り出すことを強く促す」と明らかにした。
特に「日本では“敵基地攻撃”が国会で公然と議論され、軍備拡大が急速に進んでおり、懸念を禁じられない。こうした日本政府の行動は北東アジアの軍事的緊張を高めるもので、平和憲法を蹂躙する反憲法的行為であることを確認し、韓日宗教・市民社会はこれを糾弾する」と明らかにした。
光延一郎日本天主教正義と平和協議会専門委員は「日本の学生たちは現在のKポップ文化には多くの関心と共感を持っているが、自分の国が韓国に何をしたかについては、ごく一部しか知らない。人権の観点から歴史を学び、現在まで残っている差別と排除の構造を正し、未来に対する責任を負わなければならない」と話した。
ハン・チョンモク韓国進歩連帯常任代表は「本当に難しい時期に日本の宗教である平和活動家たちが韓国を訪問した」と述べながら、最近の韓半島をめぐる「強対強軍事対決」を取り上げ「この時期、韓国と日本の宗教人と平和活動家の出会いは何よりも大切だ」と語るとともに、「韓日宗教・市民社会団体が力を集めて対決から和解へ、戦争から平和へと世界史的な新しい変化を作っていこう」と訴えた。
韓日プラットフォームは去る3年間、8・15共同声明を発表し、9回のオンラインセミナーを進行、「2022韓日青年フォーラム」を進行した。
梨泰院惨事犠牲者を哀悼する黙念で記者会見を始めた参加者たちは「アチミスル」を韓国語で合唱して記者会見を終えた。