2023年 1月 26日 / 未分類
【自主時報 2023/1/25】
国家保安法を前面に掲げた尹錫悦政権の公安弾圧に対抗して各界が団結する。
全国の各界団体が2月1日に「政権危機局面転換用公安弾圧阻止および国家保安法廃止対策委員会」の発足式を行う予定だ。
「局面転換公安弾圧中止要求対策委(準)」は、尹錫悦政権の危機脱出用公安操作事件に対して共同で対応しようという内容の提案書を各団体に送った。
局面転換公安弾圧中止要求対策委(準)は、いわゆるスパイ団事件に取り上げられている地域が共同対応するために作った組織だ。
局面転換公安弾圧中止要求対策委(準)は、提案書を通じて「新年早々に朝鮮日報、中央日報、東亜日報をはじめ守旧積弊言論社が先を争って『スパイ団事件』を操作·報道している。これは昨年末に起きた慶南、済州、全羅北道の進歩民衆団体活動家に対する国家保安法違反容疑押収捜索の延長線上で典型的な公安ねつ造事件であり、尹錫悦政権の局面転換用公安操作事件」と規定した。
続けて「あいつぐ失政で国民の支持を失った尹錫悦政権が、危機脱出のために進歩民衆陣営を犠牲にして公安政局を造成、これを通じて保守支持層の結集と支持率を高めるためのもの」と主張した。
局面転換公安弾圧中止要求対策委(準)は最近、公安ねつ造事件の先頭に立っている国家情報院の行動について、以下のように指摘した。
「1年後、国情院の対共捜査権は廃止され、警察に移ることになる。国情院は自分たちの捜査権を奪われないよう、いわゆる公安事件ねつ造に血眼になっている状況だ」。
アン·ジジュン局面転換公安弾圧中止要求対策委共同執行委員長は、本紙との電話通話で「最近、公安弾圧の先頭に立っている。甚だしくは国家情報院という文字を堂々と刻んだ服まで着て現れた。陰で働くと標榜する組織が前面に出て、民主主義を後退させようとしている。各界がこれを深刻に受け止め、共同で対応すべきだという認識が高まった」と述べた。
続けて「公安弾圧阻止対策委を設け、尹錫悦政権の公安ねつ造事件に共同闘争、共同対応するためのもの」と付け加えた。
またアン執行委員長は「3月、憲法裁判所が国家保安法と関連して判決を下す。 これに先立って国情院など公安機関が憲法裁の判決を揺さぶるために公安ねつ造事件を作っている」と強調した。
各界が現政局の深刻性について認識しているだけに、大規模な団体が作られるものと予想される。