2023年 10月 30日 / 未分類
【民衆の声 2023/10/29】
梨泰院惨事から1周忌を迎えた29日、犠牲者を追慕するために進行された市民追悼大会で、市民が159人の犠牲者の名前を一つ一つ呼んで追悼した。市民は犠牲者の名前が呼ばれるたびに「記憶する」と誓った。この日追慕大会で尹錫悦大統領のために席を一席空けたが、最後まで空席だった。
この日、ソウル広場で開かれた梨泰院惨事1周忌市民追悼大会には遺族と市民1万7
千人余りが参加して159人の犠牲者を追悼し、真相究明と再発防止のための「梨泰院惨事特別法」制定を求めた。
今回の市民追悼大会には、李在明共に民主党代表、イ・ジョンミ正義党代表、ユン・ヒスク進歩党常任代表など野党代表が大挙参加した。国民の力からもユン・ウィドン政策委議長などが参加したが、発言には出なかった。
追慕大会で遺族たちは犠牲者に対する想いを明らかにしながらも、惨事に対して責任を負わない政府の態度に不満を表した。イ・ジョンミン梨泰院惨事遺族協議会運営委員長は、尹大統領が今回の市民追悼大会を「追悼行事ではなく政治集会」と評し、「参加しない」と明らかにしたことについて「失われた我が子たちを追慕するこの時間は決して政治集会ではない。ただ我々は私たちの悔しさを訴えただけだ」と話した。
この日、市民追悼大会は犠牲者を追悼する献花で終了した。献花が行われている間、舞台では159人の犠牲者の名前を一人一人呼び、犠牲者の名前が呼ばれるたびに出席した市民たちは「記憶する」と応えた。