2024年 5月 10日 / 未分類
【自主時報 2024/5/10】
野党と市民団体が「こだわり」「破局」「検察独裁早期終息」などの表現を使い、尹錫悦大統領の対国民談話と記者会見を批判した。
尹大統領は9日「尹錫悦政府2周年対国民談話と記者会見」を行ったが、骨子は国政基調維持、金建姫特検、チェ上等兵特検の拒否権行使、親日政策維持などだ。
尹大統領の記者会見後、野党と市民団体はこれを一斉に批判する会見、論評などを発表した。
ハン・ミンス民主党報道官は「尹大統領の対国民談話は、誰も共感できない自画自賛で満たされた。国政運営に対する反省はなかった」と評価した。
続いて「民主党は国民の命令通り、国民を無視した尹錫悦政府を牽制して、正していくことに全力を尽くす」と明らかにした。
チョン・ヘギュ進歩党報道官は書面で「尹錫悦大統領がチェ上等兵特検と金建姫特検をすべて拒否した。マスコミに報道された「条件付収容」すらなかった。総選挙惨敗でも民心のための国政基調転換はないという露骨な宣言だ」と批判した。
そして「尹大統領の選択は破局。大統領の残った任期3年を過去2年のように過ごすことはできない」と一蹴した。
キム・ボヒョク祖国革新党報道官は「“3年は長すぎる”という民心に答える」とし「尹検察独裁政権の早期終息の道を探す」と明らかにした。
民主労総は論評を通じ「この政権は没落を招いている。今日の記者会見を通じて、この政権は反省せず、結局この政権が存在する限り、私たちの生活は回復されないことが明確になった」と主張した。
続いて「尹錫悦大統領は今日記者会見を通じて事実上、セルフ退陣を宣言した」とし「今残った手続きは国民が、そして民主労総が尹錫悦政権のセルフ退陣宣言を実現させること」と主張した。
日帝強制動員市民の集いと韓日歴史平和行動は共同で発表した立場文で、韓日過去史問題を「障害」と言及した尹大統領に「自身のアイデンティティは日本なのか、大韓民国なのか」と問いかけ、「尹大統領はこの日の会見でも未来と信頼と協力だけを呪術のように繰り返し、もう一度、日本に対する一方的な求愛を誓った」とし「恥ずかしいこと」と批判した。