2024年 5月 14日 / 未分類
【統一ニュース 2024/5/13】
在日韓国民主統一連合(韓統連)は12日、三重県・四日市市内で「光州精神を継承して民族自主を勝ち取ろう!光州民衆抗争44周年記念在日韓国人全国集会」を開催した。
集会では、宋世一委員長が主催者挨拶を通じ「韓国現代史に燦然と輝く光州民衆抗争は、反独裁民主化闘争を反外勢民族自主化闘争に昇華させていった。現在の情勢を見るとき、民族自主が最も重要な課題だ」と述べ、「先の総選挙で対米従属、対日屈宗、対北敵対政策をとる尹錫悦政権に対して韓国国民は激しい審判を下した。今回の選挙は国民の勝利だが、これは尹政権打倒の始まりにすぎない。尹政権を退陣させてこそ民族自主の道は前進する。院内・院外を結ぶ強力な汎国民戦線を構築して、尹政権を一日も早く退陣させよう」と訴えた。
次に金昌五副委員長が情勢講演を行った。
金副委員長は講演を通じ「米国の覇権は失墜し、世界は多極化時代を迎えている。それでも尹政権は米国に追従して韓米日軍事同盟構築の先封隊になっている。朝鮮半島は深刻な核戦争危機に陥っている」と尹政権を批判した。
そして「親米独裁勢力を弱化させ、親米民主勢力の限界を明らかにし、自主統一勢力の躍進を勝ち取らなければならない。自主的民主政府を樹立し、緩い連邦制統一時代に進むのが私たちの課題だ。今後、韓統連、韓青の役割はさらに重要になるだろう」と語った。
講演後は韓青、韓統連各代表による意見表明、決議文の採択が行われ、最後に趙基峰副委員長が閉会挨拶を行った。