2021年 11月 10日 / 未分類
【自主時報 2021/11/10】
「民主労総の集会は不許可で、保守団体の集会とデモを認めるソウル市の基準は何か?」。
民主労総が10日、記者会見を開き、ソウル市にこのように尋ねた。
民主労総はこの日、ソウル市庁前で「チョン・テイル烈士精神継承全国労働者大会不許可!ソウル市の違憲行為及び不平・不当な行政行為糾弾記者会見」を開いた。
1970年11月13日、チョン・テイル烈士が亡くなった日だ。民主労総は毎年この日に合わせて全国労働者大会を開いてきた。2020年にはコロナ余波で規模を大幅縮小してソウル各地で進めた。今年も来る13日、全国労働者大会を準備中だ。
しかし、ソウル市は民主労総が全国労働者大会開催のためにソウル世宗大路に499人づつ70m間隔で20の拠点の集会申告をすべて不許可にした。今月1日から段階的「日常回復計画」が始まって最大499人まで集まることができる。
だが、ソウル市は保守団体の13日、光化門集会と大統領府までのデモ行進を許可して問題になっている。
民主労総はこの日、記者会見文で「保守団体が同日、ソウル広場から光化門まで各地に申告された集会と大統領府までの行進は許された。いったいその基準は何か」としながら「ソウル市の行為は、民主主義の根幹を揺るがす危険千万な歴史的退行」と指摘した。
民主労総は、ソウル市がこういう決定を下すのには、オ・セフン市長の影響が作用したと推定した。ユン・テククン民主労総委員長職務代行は「労働者のすべての集会を禁止するというソウル市の集会禁止は、オ・セフン市長があたかもソウルが自身のもののように絶対的な権力を振り回したことであり、唯一、民主労総の集会だけ集会を禁止をするのは戒厳令と違わない」と強力に批判した。
民主労総は「不平・不当な行政行為を正すために、多様で強力な闘争を展開することであり、これによって引き起こされるすべての責任は、ソウル市にあることを明らかにする」とソウル市に警告した。