2024年 5月 22日 / 未分類
【自主時報 2024/5/21】
尹錫悦大統領が21日、チェ上等兵特検法に拒否権を行使した中、野党と市民団体は大統領弾劾事由に該当するとし「尹錫悦弾劾」の声をさらに高めている。
この日午前、ハン・ドクス首相主宰で開かれた国務会議で「海兵隊のチェ上等兵死亡事件捜査外圧疑惑特別検査法」に対する再議決要求案(拒否権)を議決し、尹大統領はこの日午後拒否権を行使した。尹大統領が拒否権を行使したのはこれで10件目だ。
ファン・ウンハ祖国革新党院内代表はこの日、国会で開かれた「チェ上等兵特検法の拒否権行使違憲性を論じる」という討論会で「大統領自身と配偶者の捜査を防ぐため拒否権を行使することは憲法的限界を超えた違憲的権限行使として、弾劾事由に該当するのは明らかだ」と話した。
李在明共に民主党代表はこの日、国会本庁前で開かれた「チェ上等兵特検法再議決要求糾弾!野党・市民社会共同記者会見」で「国民が与えた最後の機会を容赦なく蹴った尹錫悦政権を確実に審判しなければならない。国民は水と同じで船を浮かべることもあるが、いつでも船を沈めることもできる」と話した。
全国民衆行動はこの日、声明を通じて「(尹大統領の拒否権行使は)70%に及ぶ国民がチェ上等兵特検の導入を賛成したにもかかわらず、国民意思を無視して踏みつけた」とし「国民の意志を拒否した朴槿恵大統領の言葉を見るようだ」と指摘した。
また大規模な闘争も予告されている。
民主党、進歩党、祖国革新党など野党と市民団体は25日、ソウル駅前でチェ上等兵特検を拒否した尹大統領を拒否するという内容で大規模集会を開く予定だ。
この日午後5時には「尹錫悦退陣!金建姫特検!第91回キャンドル大行進」が全国集中で開かれる。全国各地で怒ったキャンドル国民がソウルに集まり「尹錫悦弾劾」を叫ぶと見られる。