2019年 4月 25日 / 国内
韓統連対策委発足「完全な名誉回復と帰国保障」を促求
【統一ニュース 2019/4/23】
「韓統連会員に旅券を発給せず、非国民として放置するのは植民地時代に祖国光復のために外国で闘った独立闘士を調査し、入国を阻むような行為だ」。
文在寅政権でも継続して在日韓国民主統一連合(韓統連)会員の韓国訪問が全て保障されていない状況の中、「韓統連の完全な名誉回復と帰国保障のための対策委員会」が23日発足した。
韓統連対策委(代表:崔ビョンモ)はこの日午前11時、ソウル市内にあるフランチスコ教育会館で発足記者会見を開き、対策委名簿を発表した。
これらは記者会見文を通じて「大韓民国で民主化運動に参与した人々は大統領・長官・国会議員にもなって補償を受けたりもしたが、日本で私たちと共に闘った韓統連は2019年現在、継続して反国家団体として補償どころか、孫亨根韓統連議長など幹部に国家保安法違反容疑で調査しなければなければならないと脅迫し、旅券を発給せず、母国に来ることができず、他の外国にも往来できないようにしている」と指摘した。
そして「今日、私たちは韓統連の完全な名誉回復と帰国保障のための対策委員会を発足する」と宣言、「対策委員会は韓統連の完全な名誉回復と帰国保障のために、可能な全ての手段を検討するとともに、国民と共に韓統連問題解決と真の権利回復のための努力を継続していく」と明らかにした。
これらは特に「韓民統(現韓統連)が反国家団体として作られる過程で決定的役割をした留学生金整司氏に対する刑事判決は、2013年5月の大法院で再審を通じて無罪が確定されたのに、韓統連は反国家団体のままだ」と問題を指摘した。
3・1運動100周年記念行事を契機に去る2月末「韓統連母国訪問団」が訪韓して、国会で記者会見をしたが、孫亨根議長などは母国の地を踏めずにいる状況が続いている。
この日記者会見は崔ビョンモ代表の開会辞、林ジョンイン執行委員長の結成趣旨発言、金昌五韓統連大阪本部副代表委員の発言などが行われた。