2017年 10月 20日 / 国内
【民衆の声 2017/10/19】
韓米合同軍事演習中止を要求する声が高まっている。青年・市民・女性団体などは軍事演習が始まった16日から、ソウル駐韓米国大使館前でリレー記者会見を行い、トランプ大統領訪韓と合同軍事演習に反対する声をあげている。
全国女性連帯と世界女性平和行動など女性団体は19日、ソウル光化門広場で記者会見を開き「韓米合同軍事演習中止と韓半島平和協定締結」などを促した。
21C韓国大学生連合、京機青年連帯など青年団体もこの日、米大使館近隣で記者会見を開き「トランプ大統領の訪韓を反対する」という立場を明らかにした。
これらは「そのどの時よりも武力衝突、戦争危機が高まった状況で原子力潜水艦、空母などを動員した韓米海上演習は直ちに中止されなければならない。文在寅政府は言葉だけで平和を叫ぶのではなく、韓半島戦争危機を高めさせる米国の軍事行動、対北敵対政策を拒否する堂々とした外交政策を行わなければならない」と強調した。
民衆党もこの日、米大使館前で緊急記者会見を開き、米国と韓国政府に「戦争を招く韓米合同軍事演習を中止して、平和のための対話に出ろ」と促した。
これらは米国政府に「北朝鮮に対する敵対政策を撤回して、平和交渉に出ること」、文在寅政府に「制裁と戦争演習への参加ではなく、条件のない南北対話に出ること」を要求した。