2017年 12月 21日 / 国内
【民衆の声 2017/12/21】
市民社会団体が「朴槿恵政権に対抗したのが拘束される理由ならば、私たち全てを閉じ込めろ」と主張し、手配中であるイ・ヨンジュ民主労総事務総長の共に民主党舎断食ろう城を支持する声を出した。
民衆総決起闘争本部などは21日、ソウル汝矣島にある共に民主党舎前で緊急記者会見を行い、このように明らかにした。
民衆総決起闘争本部などはこの日記者会見文を通じ「朴槿恵政権に対抗したのが罪か。 朴槿恵が設置した不法車壁を越えようとしたのが罪か。民主主義を破壊して市民を愚弄した政権に石を投げたのが罪か。それなら共に闘争した私たちも捉えて、閉じ込めなければならない」と訴えた。
これらは「イ・ヨンジュ事務総長は、ハン・サンギュン委員長と共に朴槿恵政権時代に政治的暴圧と労働改悪に対抗した闘いを導いた指導部であり、闘いと同時に2年間手配生活をした。そうした彼女が、今一度政府与党本部に入って断食ろう城している」とし、それとともにイ・ヨンジュ事務総長が民主党舎で断食ろう城をする理由と関連して、「政権与党が朴槿恵が閉じ込めた良心囚の釈放を後まわしにして、逆に改革を要求する労働者に勤労基準法改悪という刃を振り回そうとするためであり、共に民主党舎断食ろう城は、手配当事者が選択した切迫した闘争」と指摘した。
一方、民主労総はこの日午後4時、民主党舎前で「勤労基準法改悪阻止・拘束労働者釈放・政治手配解除」を促す緊急決議大会を開催する。
民主労総は緊急決議大会を通じて、3つ要求に対する共に民主党の立場と意志を明らかにすることと、断食ろう城に必要な物品搬入と組合員の自由な出入りを要求する予定だ。