2018年 8月 13日 / 統一運動
【統一ニュース 2018/8/11】
「板門店宣言実践、8・15自主統一大行進推進委員会」は11日、ソウル市庁前で「8・15自主統一大行進」を開催して、米国大使館前まで行進した。
パク・ソグゥン韓国進歩連帯常任共同代表は大会辞で「板門店宣言と朝米共同声明が発表されたこの歴史的時期に、私たちは民族の平和繁栄と自主統一の熱望を込めて、今日8・15自主統一大会を開催する。今回の自主統一大行進は1700万市民と共に、自主統一に向けた大長征の出発を知らせる叫び声だ」と主張した。
朝鮮社会民主党と9月初旬にピョンヤンで会合を控えている民衆党のキム・チャンハン常任共同代表は「対北制裁は米国が北朝鮮を圧殺しようとした過去政策だ。米国は対北制裁解除しろ」と要求した。
続いて、毎年光復節行事に参加するために訪韓している渡辺健樹 日韓民衆連帯ネットワーク代表など日本の代表団が舞台で紹介された。
そして、舞台では金承民 在日韓国青年同盟中央本部委員長をはじめ代表団が紹介され、金承民委員長は「光復73周年を祖国の地で迎える喜びを、祖国同胞の皆さんと共に闘争するという喜びを今、全身で感じている。早い速度で進行している南北の和合と交流は、異国の地で苛酷な差別と抑圧の中で生きている在日同胞に同じ民族としての誇りと生きていく力を集めている」と挨拶するとともに、「米国が他国のために自ら先に行動をしたことはない。4・27時代の先頭に立って韓青は力強く闘う」と訴えた。
西山直洋 日韓平和連帯事務局次長も日本語で連帯の挨拶を行った。
参加者は決議文を通じて「70年間、非常に古臭い従属的・反民族的韓米同盟をこのままにしては主権も繁栄も統一も成し遂げることはできない」とし、▲平和協定を締結しろ。▲駐韓米軍を撤収させろ。▲従属的韓米同盟を廃棄しろと促した。
また「民主主義を抑圧してきた国家保安法をはじめ相互不信と、対決を助長する古い法と制度を一日も早く廃止しなければならない」とし、▲分断積弊を清算しろ。▲国家保安法を廃止しろ。▲良心囚を釈放しろと要求した。
あわせて「板門店宣言に従い、全民族的な自主統一大行進を作り出そう」とし、▲板門店宣言を履行しろ。▲対北制裁を解除しろ。▲終戦宣言を発表しろと訴えた。
大会を終えた参加者は、代表団とプンムル隊を先頭に行進を行い、米国大使館前に到着、対北朝鮮制裁解除と終戦宣言要求などのスローガンを叫んだ。