2019年 2月 15日 / 統一運動
【統一ニュース 2019/2/13】
「板門店宣言と9月ピョンヤン共同宣言発表1周年、開天節などをはじめ南北が共に意義ある日々に民族共同行事、部門別、階層別共同会合を盛大に記念して、民族的和解と統一の大きな水の流れが南北三千里に流れるようにしよう」
南北関係と朝米関係が前例なしに進展している中、南北海外民間団体代表団が12-13日金剛山で11年ぶりに大規模共同行事を開き、南北共同宣言履行を再確認して、このように明らかにした。
「南北共同宣言履行のための2019新年共同行事推進委員会」は12日、金剛山オンジョン閣文化会館で「2019年新年連帯の集い」を開催して「8千万民族に送るアピール文」を採択した。
南側は共同団長である李チャンボク6・15南側委員会常任代表議長をはじめ251人の代表団などが参加、北側は共同団長であるキム・ヨンデ民族和解協議会会長をはじめ代表団など200人余りが参加、海外側は孫亨根6・15海外側委員会委員長など15人が参加した。
参席者は共同アピール文を通じて▲南北首脳が開く新しい南北関係発展を積極的に支持し、新しい平和・繁栄の時代を共に力いっぱい開こう。▲歴史的な板門店宣言と9月ピョンヤン共同宣言を履行するための運動を、南北海外で積極的に繰り広げよう。▲南北間の協力と交流を全面的に活性化して、民族の共同繁栄を成し遂げよう。▲全ての同胞の知恵を合わせ平和と統一の望ましい方向を模索し、これを実現するために真剣に努力していこうと訴えた。
特に4月27日から9月19日までを「板門店宣言と9月ピョンヤン共同宣言履行のための活動期間」と定め、「全民族的な宣言履行運動を積極的に繰り広げよう」と訴え、具体的に板門店宣言とピョンヤン共同宣言1周年と開天節と定めた。
最小限、今年3回南北を往来する大規模共同行事が予想されるが、南側が提案した3・1節100周年共同行事は含まれなかった。
李チャンボク6・15南側委員会常任代表議長は祝賀演説で「南側では宗教界をはじめ各界各層代表、そして地方自治体と与野政党の議員と代表、そして経済人が席を共にして下さった。統一の主人である全ての同胞がより一層堅く手を握り、多方面の交流と協力、行動をより一層拡大・発展させていこう」と訴えた。
孫亨根6・15海外側委員会委員長は祝賀演説で「私たち海外代表も新年の集いの重要性を大事にして遠く異国の地、大陸を越えて海を渡って金剛山に駆けつけた。歴史清算に背を向けて軍事大国化と戦争の道に突進している安倍政権に対して、民族共同の力で断固として警告をしなければならない」と話すとともに、「早く金剛山観光と開城工業団地が再開になるよう声を高めなければならない。平和の流れに逆行する軍事的敵対行為が中止されるようにしなければならない。南北海外8千万民族が鋼鉄のように堅く団結し、統一運動を推進するならば、その誰も私たちの前を遮ることはできない」と訴えた。