2021年 2月 25日 / 国内
【自主時報 2021/2/25】
市民団体が国家保安法廃止のための活動に本格的に乗り出す。
3月4日に進歩党・韓国進歩連帯・民主労総・全農・民主弁護士会をはじめとする団体が「国家保安法廃止国民行動(仮)」を結成する。
団体は結成提案文で「国家保安法制定73年、国家保安法の目的と定義でも規定しているように法の適用を最小化し、拡大したり、憲法上保障された国民が基本的人権を不当に制限することがあってはならないといいながらも、政治的反対者などを弾圧して民主主義と人権、南北和解と統一を抑圧する政権維持手段として適用されてきた」と問題点を指摘した。
団体はキャンドル革命で生まれた文在寅政府がこれ以上、国家保安法を政権維持手段として使ってはいけないと強調した。また「南北共同宣言は、国家保安法廃止なしには全て実現されることはできない」と強調した。
団体は「現在の進行中の国家保安法適用事件は、もう裁判所にだけ任せる問題ではない。市民の力で国家保安法廃止のための全国民的運動で21代国会が終わる前に解決しなければならない」と強調した。
「国家保安法廃止国民行動(仮)」は、4月まで地域別で国家保安法廃止に関連した対策委員会構成のための懇談会を進める予定だ。
また5月頃に国家保安法廃止のための1万人宣言を始め、上半期に「10万人立法同意請願」をする計画だ。並行して労働組合・農民会・市民団体会員を対象に20万人教育事業も行う。