2016年 9月 23日 / 統一運動
【統一ニュース 2016/9/22】
連席会議海外側準備委員会の提案を北側と南側が受け入れて10月5日、中國・瀋陽で南・北・海外共同討論会を開催することに対して、政府は「適切でない」との立場を明らかにした。
統一部当局者は22日、記者たちに関連質問を受け「現在、北朝鮮住民接触申告は来ていない」とし、「北朝鮮が核・ミサイル挑発を継続する状況で、民間交流は適切でないと見る」とし、既存の立場を繰り返した。
当局者は前日、民族和解協力汎国民協議会(民和協)が政府の許可を前提に、子ども用防寒服を購入して豆満江国境地帯に保管するという内容を骨子とする、北朝鮮水害支援計画を発表したことに対しても「水害発生以後、北朝鮮の態度が相変わらずであり、このような次元の支援自体が不適切だ」という立場をとった。
/ 統一運動
【統一ニュース 2016/9/21】
連席会議海外側準備委員会が10・4宣言発表9周年に際して、南・北・海外共通討論会開催を提案したことに対して南側もこれを受け入れ、早い期間内に推進することにした。
6・15南側委員会連席会議推進企画団は21日、会議を通じて10月5日頃に中国・瀋陽で「10・4宣言発表9周年記念 南・北・海外共同討論会(仮)」開催を推進することにした。
連席会議推進企画団関係者はこの日午後「海外側提案が時期的に差し迫り、第5回核実験局面という敏感な点があるが、民間交流の正当性と10・4宣言を南北が共同で記念することが必要だという点などを勘案して、原則的に海外側提案を受け入れることにした」と説明した。
連席会議推進企画団関係者は「10月4日記念行事が予定されているので、10月5日頃に海外が提案した討論会を推進することとした」とし、「北側と事前実務接触は難しい状態なので、私たちが実務的に早く準備して進めるのが重要だ」と話した。
統一部は、北朝鮮水害復旧支援協議のための「対北朝鮮支援民間団体協議会」の北朝鮮住民接触申請を不許可にするなど民間交流を全面禁止しており、南北海外連席会議準備組織が推進する共通討論会も、やはり不許可すると見られて今後の動向が注目される。
2016年 9月 16日 / 統一運動
【統一ニュース 2016/9/15】
連席会議海外側準備委員会が13日、「10・4宣言発表9周年記念 南・北・海外共同討論会(仮)」を南側と北側に提案したことに対して14日、連席会議北側準備委員会が積極的な同意意思を明らかにした。
朝鮮半島の平和と自主統一のための北・南・海外諸政党、団体、個別人士の連席会議北側準備委員会は14日、連席会議海外側準備委員会宛に返信を送り、「10・4宣言発表9周年を迎えて、北・南・海外共同討論会を進めることに対して積極的に同意する」とし、「討論会が、全ての同胞の期待と関心の中で意義あるものに進行するために、各方面で努力する」と明らかにした。
また連席会議北側準備委員会は、「もう10・4までは期間がいくらも残っていないので、討論会と関連した諸般問題がより具体的に協議されれば」と明らかにした。
連席会議海外側委員会の提案に北側が積極的に呼応し、6・15南側委員会連席会議推進企画団の反応が注目される。南側連席会議推進企画団関係者は15日、「海外側提案はすでに受けた」と確認したが、「南側内ではまだ公式に議論になっていない状況」とだけ話した。
/ 統一運動
【民族通信HP 2016/9/15】
6・15共同宣言実践南側委員会連席会議推進企画団、朝鮮半島の平和と自主統一のための北・南・海外諸政党、団体、個別人士の連席会議北側準備委員会 様
祖国半島の平和と自主統一のための南・北・海外諸政党、団体、個別人士の連席会議開催のために、渾身の努力を傾けている南側推進企画団と北側準備委員会に熱い連帯の挨拶を送ります。
民族の和解と団結、平和と統一を望む全ての同胞の一途な要求にもかかわらず、今、祖国半島情勢は言葉どおり戦争前夜を彷彿させます。
北の核弾頭爆発実験に対して、米国と南側当局は対話と交渉を継続拒否し、制裁と軍事的圧力で北朝鮮政権を圧殺するといって情勢を極端に引っ張っています。
南北関係は元に戻すことはできない状況に置かれており、継続して体制対決を追求するならば、戦争に突き進むことになります。
私たちは、このような時であるほど祖国の平和を守護し、統一の転換的局面を開くために、より一層奮発しなければなければならないと考えます。
近く、祖国統一の実践的綱領である10・4宣言発表9周年を迎えることになります。
私たちは戦争気運が日増しに高まる非常に重大な事態を民族の団結した力で打開し、祖国統一の新しい出路を開こうとする一念から、歴史的な10・4宣言発表9周年に際して、南・北・海外各界人士の討論会を10月上旬頃に中国・瀋陽、または便利な場所で進めることを丁重に提案します。
討論会名称は「10・4宣言発表9周年記念 南・北・海外共同討論会(仮)」にするものの、南・北・海外が合意して決め、討論会の主題は祖国半島の平和と統一、南北関係改善などとし、討論会に連席会議準備機構関係者だけでなく、6・15共同宣言を支持する南・北・海外の人望がある各界人士が多数参加するようにできればと思います。
私たちは今日の危機状況で全ての同胞の統一意志を集め、祖国の平和と南北関係改善、自主統一の活路を開くために努力している貴委員会が、私たちの提案に肯定的に呼応するという期待と確信を表明します。
2016年9月13日
祖国半島の平和と自主統一のための南・北・海外諸政党・団体・個別人士の連席会議
海外側準備委員会
2016年 8月 15日 / 統一運動
【統一ニュース 2016/8/14】
「さらに遅くなる前に会わなければならない。韓半島に対決と緊張が衝突を呼び、戦争に飛び火した後には出会いも何の意味がない」。
「ただ平和、ただ対話」を主題で掲げた「南北対話要求、韓半島平和のための全国代表1000人円卓会議」の呼び掛けは切実だった。
6・15南側委員会女性本部常任代表であるクォン・オヒ修道女は光復71周年前日の14日、6・15南側委員会’が、ソウル光化門広場で開催した「南北対話要求、韓半島平和のための全国代表1000人円卓会議」の主題演説でこのように明らかにした。
この日、光化門前北側広場に用意された100個の円卓に10人ずつ席を占めた1000人の各部門・地域代表は▲韓半島の平和の深刻な危機の前に、何をするべきか?▲南北が共にする統一運動、どのように可能なのか?▲市民と共にする統一運動のための課題に対して熱を帯びた討論を行い意見を集めた後、あらかじめ準備した対国民アピール文を発表した。
これらはアピール文を通じて「対話と会うということができない今、毎日、毎日敵対の時間が積もりながら、韓半島の平和はより一層危険になっている」とし、「会わなければならない。対話しなければならない。それだけが平和の息遣いを生き返らせることができ、民族の傷を治癒できる」と明らかにした。
あわせて「韓半島の完全で永久的な平和体制のために力と知恵を集めよう」とし、「韓米日ミサイル防御体系の編入を公式化して、冷戦対決を激化させるサード配備を防ごう」と訴えた。
また最近北側が提案した「連席会議」提案と関連、政府と政党・民間全てが役割をしなければなければならないと強調し、まず政府は▲当局間対話チャネルの再開、▲軍事会談を含めた対話の開始、▲開城工業団地と金剛山観光再開、▲離散家族問題解決、▲民間交流保障などをするべきで、国会と政党もこれを引き出す役割をしなければなければならないと促した。