2018年 3月 8日 / 国内
【統一ニュース 2018/3/7】
南北が4月末、板門店南側「平和の家」で第3回南北首脳会談を開くことに対して、各界は一斉に歓迎の立場を明らかにした。
6・15南側委員会は7日論評を発表、「平昌オリンピックを契機に始まった北側高位級の相次いだ訪問と南側の特使北朝鮮訪問を通じて、南北関係改善と韓半島の平和実現の重大な突破口が用意されたのを熱く歓迎する」と明らかにした。
そして「もうボールは米国に渡った。米国政府は一方的な対北制裁と大規模戦争演習など対北軍事的威嚇を中止して、朝米関係正常化と平和体制構築のための交渉を行わなければならない」と強調した。
それとともに「南北間の合意が成果的に結実を収めるためには南北関係改善、韓半島の平和に向けた具体的な措置が続かなければならない。中断された南北間協力事業を再開して、離散家族再会をはじめ人道的問題の解決、各界各層の多方面交流を拡大していく積極的な措置が続くこと」を期待した。
民主労総もこの日声明を発表、「南北間合意内容及び北朝鮮訪問結果を、そのどの時より熱烈に歓迎する。履行する課題は早いほど良く、一寸の違反もいかなる障害物があってもならない」と明らかにした。
あわせて「問題は米国の態度だ。米国はこれ以上、北の核威嚇を言い訳せず即刻朝米対話に出なければならなく、平和協定締結という方向と目標を明確にしなければならない」と主張した。
そして「南北首脳間ホットラインに続き、南北民間の自主的交流も全面的に保障され、推進されなければならない。民主労総は今回の特使北朝鮮訪問結果内容に立って、南北労働者代表者会議など、南北労働者間自主的交流と対話を積極的に推進していくだろう」と強調した。
参与連帯は論評で「平昌オリンピックを契機に造成された解氷ムードが、実質的な南北関係改善と韓半島の核問題解決に対する積極的な意思鮮明につながった。南北間の前向きな合意をとても歓迎して、韓半島の平和のための意味のある南北・米当局間の対話が本格的に成り立つこと」を期待した。
2018年 2月 11日 / 南北関係
【統一ニュース 2018/2/10】
2018平昌冬季オリンピックが開幕した中、今回の平昌オリンピックを輝かせるもう一つの特別な行事が10日、江陵ファン・ヨンジョ記念体育館で開催された。
女子アイスホッケー南北統一チームの試合が行われる10日夕方9時10分から、江陵市ファン・ヨンジョ記念体育館で、2018平昌オリンピック南北共同応援団が大型スクリーンを設置して共同応援を行った。
先立ってこの日午後4時からは、南北共同応援と民族和合ハンマダン」を開催して、全国から集まった6・15南側委員会共同応援団と100人余りの在日朝鮮人総連合会応援団をはじめ6・15海外側委員会共同応援団まで2500人余りの国内外同胞が席を一緒にして、南北共同応援団を発足させた。
午後9時10分試合中継が始まった後、さほど経過せず今回の大会で初めて韓国に金メダル選手の男子ショートトラック1500メートル決勝中継の関係で途中中継が中断したが、体育館の中は「私たちは一つだ」の応援熱気でいっぱいだった。
文在寅大統領とスイス大統領、IOC位員長、そして金永南北朝鮮最高人民会議常任委員長と金与正党第1部部長をはじめ北側高位級代表団が試合を観戦している中、点差が6-0まで広がったが、南北共同応援団は勝敗はすでに後まわしだった。
この日、イ・チャンボク6・15南側委員会常任代表議長は「今日、南北海外が共にする共同応援は民族の和解のために熱い血縁の心を抱き、韓半島の平和と統一を確かめる席になる。当局は当局のとおり、民間は民間のとおり、民族の団結のために役割をしていこう」と南北共同応援の意味を語った。
6・15海外側委員会副委員長であるシン・ピリョン米国委員会代表委員長は、海外同胞応援団を代表した挨拶で「昨日、開幕式で南北の選手たちが高い階段を一歩一歩今後上がる姿を見て、胸が張り裂けそうだった。私たち民族同士の精神により、民族共同の利益を大切にする6・15宣言、10・4宣言の力を熱く信じることになった」と明らかにした。
在日朝青たちは映像で「皆同じく力を合わせ、統一朝鮮の力を振り切ろう」というメッセージを伝え、在日韓青・学生協の代表は舞台に上がって「今回の統一チーム共同応援が同じ民族として生きていく力を集中している。私たち民族の新しい時代が開かれると確信する」と抱負を明らかにした。
この日、南北共同応援団は、今回の平昌オリンピックが名実ともに平和、統一オリンピックになるよう北側選手を熱く歓迎するという内容の宣言文を共に朗読した。
これらは宣言文で「私たちはオリンピックを契機に、新年から始まった南北和解・協力が継続的に進むよう、今後実践と行動を惜しまない。南北和解と協力を遮る諸般動きに対して、平和と統一を念願する各界各層と民族の力でこれを解決していく」と明らかにした。
2018年 2月 1日 / 統一運動
【統一ニュース 2018/1/31】
「6・15南側委員会は大切な機会をよく活かして、平昌オリンピックを平和オリンピック、統一オリンピックとして実現し、進んで韓半島の平和と南北関係改善の強固な踏み石へと発展させていくだろう」。
6・15南側委員会は30日、ソウル市内にある韓国労総大会議室で「2018年定期共同代表会議(総会)を開催して今年の事業計画を確定し、このような決議文を採択した。
南側委員会は決議文を通じて「平昌オリンピックに参加する北側同胞を熱く歓迎して、南北共同応援団活動をはじめ最善の努力をつくす」と明らかにした。
また「今年、各階層別の出会いをはじめ南と北・海外、各界各層が一つに集まる民族共同行事と全民族大会など統一大会合を必ず実現していく」とした。
6・15南側委員会は「平昌平和オリンピックの成果を継続させるために、各界と共に軍事演習をはじめ敵対政策中止と平和交渉の開始を促していく。地域及び部門本部・各団体の活動を一層活性化して各界各層の参加のもと、6・15南側委員会をより拡大・強化してキャンドル革命時代、各界が主人になる全民族的統一運動を力強く押し進める」ことを課題として提出した。
6・15南側委員会は31日、報道資料を通じて「主権実現‐平和実現‐南北和解実現を基本基調として継続的な行動、市民参加型事業を全国的に推進することにした」として、▲平昌‐平和オリンピック実現と南北共同応援、▲各界交流活性化及び民族共同行事推進、▲韓半島平和体制構築に向けた世論形成、▲地域別、村別平和統一ハンマダンの拡大、▲6・15南側委員会強化などを2018年事業として確定したと伝えた。
2018年 1月 11日 / 統一運動
【民衆の声 2018/1/11】
北側が平昌冬季オリンピックに高位級代表団をはじめ芸術団・応援団など、大規模代表団を派遣する中、南側でも北側応援団と共にする大規模共同応援団が組まれる予定だ。
6・15南側委員会は11日、新年記者会見を開き「平昌オリンピックが名実共に平和オリンピックとして、統一オリンピックとして盛大に実現されるよう多方面の努力を傾ける」と明らかにした。
南側委は記者会見文を通じ「南と北は数年間の断絶を終わらせ初の会談で、南北の和解・協力、韓半島の平和を熱望する全ての同胞、全世界に向けて大きい成果を見せた」と去る9日の南北閣僚級会談を評価し「この合意を忠実に実践しながら、南北和解・協力の大きな出口を開き、新しい転換を作らなければならない」とした。
南側委は「今回、北側の代表団・選手団と共に応援団・参加団など大規模訪問団が訪ねてくるだけに、全ての地域・各界各層の参加のもと、そのどの時より節度ある南北共同応援団を構成する」と明らかにした。
あわせて「各種歓迎と応援事業を通じオリンピック全期間中、北側訪問団を熱い同胞愛で迎える。全国各地、特にオリンピックが開かれる平昌地域に歓迎の垂れ幕と統一旗を大々的に掲示して、韓半島全域が和解と平和の波で覆いかぶさるようにする」と話した。
南側委は今回の南北共同応援団構成のために、政府当局及び北側と共同応援団の具体的な規模と運営などについて協議する計画だ。また地域別・団体別でも応援団を構成するための議論を進行中だ。
南側委はまた「各界の交流・協力が活性化してこそ、相互信頼と平和に向けた踏み石という点で、南側委は南・北・海外委員長会議をはじめ労働者・農民・青年学生・女性・学術言論など各界各層の交流を推進していく」と明らかにした。
また「10余年間、共にできなかった6・15行事、8・15民族共同行事をはじめ各界の対面を必ず成功していく」と付け加えた。
これと関連して南側委は先週、北側委に今月中旬に南・北・海外委員長団会議を開こうと提案したと明らかにした。まだ北側委から返信はないが、南側委は来週中には北側の返信が来ると期待している。
南側委は政府当局及び北側との協議を通じ平昌地域だけでなく、全国各地でも北側芸術団・テコンドー模範競技団と共同行事を推進する計画だ。
2017年 12月 21日 / 国内
【民衆の声 2017/12/21】
市民社会団体が「朴槿恵政権に対抗したのが拘束される理由ならば、私たち全てを閉じ込めろ」と主張し、手配中であるイ・ヨンジュ民主労総事務総長の共に民主党舎断食ろう城を支持する声を出した。
民衆総決起闘争本部などは21日、ソウル汝矣島にある共に民主党舎前で緊急記者会見を行い、このように明らかにした。
民衆総決起闘争本部などはこの日記者会見文を通じ「朴槿恵政権に対抗したのが罪か。 朴槿恵が設置した不法車壁を越えようとしたのが罪か。民主主義を破壊して市民を愚弄した政権に石を投げたのが罪か。それなら共に闘争した私たちも捉えて、閉じ込めなければならない」と訴えた。
これらは「イ・ヨンジュ事務総長は、ハン・サンギュン委員長と共に朴槿恵政権時代に政治的暴圧と労働改悪に対抗した闘いを導いた指導部であり、闘いと同時に2年間手配生活をした。そうした彼女が、今一度政府与党本部に入って断食ろう城している」とし、それとともにイ・ヨンジュ事務総長が民主党舎で断食ろう城をする理由と関連して、「政権与党が朴槿恵が閉じ込めた良心囚の釈放を後まわしにして、逆に改革を要求する労働者に勤労基準法改悪という刃を振り回そうとするためであり、共に民主党舎断食ろう城は、手配当事者が選択した切迫した闘争」と指摘した。
一方、民主労総はこの日午後4時、民主党舎前で「勤労基準法改悪阻止・拘束労働者釈放・政治手配解除」を促す緊急決議大会を開催する。
民主労総は緊急決議大会を通じて、3つ要求に対する共に民主党の立場と意志を明らかにすることと、断食ろう城に必要な物品搬入と組合員の自由な出入りを要求する予定だ。