2016年 1月 12日 / 寄稿
2016・1・12 韓統連大阪本部 金昌五(キムチャンオ)
朝鮮民主主義人民共和国(以下、朝鮮と略す)は、2016年1月6日午前10時、政府声明を通して、初の水爆実験に成功したと発表した。
過去3回の核実験は、いずれも事前に予告(警告)された上で実施されたが、今回は事前にまったく知らされなかったこともあり、その衝撃度は極めて大きかった。また、過去3回の核実験は原爆実験であったのに対して4回目となる今回の核実験は、原爆とは桁違いの破壊力を持つ水爆実験であったことによる衝撃も大きかった。
以降、日本のマスコミは連日これをとりあげ、朝鮮政府を非難し、朝鮮に対するさらなる制裁の強化を求める声は日本社会を覆い尽くしているかのようだ。しかし、果たして、朝鮮を非難し、朝鮮に対する制裁を強化することで問題は解決するのか。
多くの識者は、過去長年にわたる朝鮮に対する経済制裁が効力を発揮しなかったことを認めており、追加制裁による効果も期待できないと認めている。その上で、ただただ「制裁強化」を主張しているのは、まるで思考停止に陥っているかのようだ。
2016年 1月 7日 / 未分類
【統一ニュース 2016/1/6】
韓国挺身隊問題対策協議会は6日正午、ソウル駐韓日本大使館前で第1212次日本軍「慰安婦」問題解決のための定期水曜デモを「世界行動の日」と定めて開催した。
1千人余りが参加した中、参加者は「昨年12月28日の韓日外務長官会談合意は、24年という歳月の間水曜デモで叫んできた日本軍“慰安婦”被害者の要求を徹底的に無視したまま、拙速合意と政治的談合で終わってしまった」と指摘した。
あわせて「単なる政治的談合で終えてしまおうとする韓日政府の交渉は、被害者にさらに深い傷を与える加害行為と規定する」として「今回の合意の不当性を必ず伝え、被害者が受け入れることができる正しい問題解決のために力強く進む」と強調した。
水曜デモでは、尹美香挺対協常任代表は「この土地の主人は、歴史を正す主人は私たちの息子、娘、私たちと共にすることができないが全国各地で、世界各地で私たちの声と共に連帯して、ハルモニらと手を握って歩いている。私たち皆がこの土地の歴史の主人公」と話した。そして「ハルモニが作り出した成果を水の泡にするのを中止させて、屈辱的な交渉を全面白紙撤回して再協議を促す活動をしなければならない」と話した。
挺対協は今回の水曜デモに東京・広島・トロント・ニューヨーク・サンフランシスコ・ロンドン・パリ・ミュンヘンなど12ヶ国45地域で世界行動として行われたと明らかにした(翻訳:韓統連大阪本部)。