2020年 1月 9日 / 国内
【民衆の声 2020/1/8】
6・15南側委員会は、6・15共同宣言20周年を迎えて政府に「対北制裁ではなく、南北協力を前進させなければならない」と促した。
6・15南側委員会8日、ソウル市内にあるプレスセンターで「2020年新年会」を開き「対北制裁で南北合意を履行できないというのは言い訳だ」と指摘した。
李チャンボク常任代表議長は新年辞を通じ「6・15共同宣言発表20年を迎えている。この間、私たちが確認したことは、南北が共に結んだ約束を履行することが重要だという点だ」と明らかにした。
6・15南側委は政府に対し「(南北が)合意したとすれば、誠実に履行してこそ当然だ」と訴え、「対北制裁ではなく、南北協力を進展させるという決心、平和のための軍備統制の決断なしには、大統領新年辞で言及した鉄道道路連結や開城・金剛山問題解決、6・15共同宣言20年共同行事などは、むなしい話に過ぎない」と強調した。
6・15南側委はまた「米国は同盟の美名のもと、主権を蹂躪している。南北が結んだ約束まで遮り、駐韓米軍駐留費を大幅増額して武器を追加購入しろと強要している」と批判した。
そして「この土地の未来を私たち民族自ら決定できなくては、真の光復はない。光復75年を迎える今年、強大国の専横を越えて、この土地の自主と平和統一を実現することによって真の光復を完成しなければならない」と強調した。