2018年 2月 6日 / 統一運動
【統一ニュース 2018/2/5】
在日韓国民主統一連合(韓統連)は4日、東京都内で「平昌オリンピック南北共同応援代表団出征式」を開いた。出征式には代表団を含め韓統連各地方幹部と会員団体会員たちが参加した。
参加者は、平昌オリンピックを契機に作られた平和を継続させなければなければならないと強調して「平昌はとても寒いとしても、南北共同応援団の力強い応援で熱くなる」と強調した。
南北共同応援代表団は金知栄民主女性会会長を団長に、金承民韓青委員長(副団長)、李俊一副委員長、韓成祐韓青京都本部委員長、許ソンリョン氏、白スエ氏、金里紗学生協会長(副団長)、安ミサ副会長、高ソラ氏の合計9人で構成された。代表団は2月8日~12日の日程で南北共同応援団に合流する。
出征式では、孫亨根議長が平昌オリンピックの意義について説明し「北朝鮮の参加で平昌オリンピックが平和の祭りになったことを、民族の一員として本当にうれしい。文在寅大統領が語ったように、私たち皆が平和の火種を守って育てなければならない」と強調した。
また「誰よりも平和と統一を渇望する私たちの願いを込めて、代表団を南北共同応援団に派遣することにした」と代表団派遣の意義を強調して、「平昌オリンピックの大成功を祈り、代表団の活躍を期待する」と語った。
金知栄団長は「私たち代表団は、同志の皆さんの熱い心と共に南北共同応援団に合流し、南北海外の団結した姿と私たちの民族は一つということを世界に力強く訴えるだろう。平昌オリンピックを必ず成功させ、韓半島に平和が無事に到着するよう努力する」と話した。
金承民副団長は「オリンピックを通じ青年たちが統一に対する実感を持つことで、統一運動を行う主体を作ることであり、海外も6・15時代の主人公として役割をつくしていくよう韓青が力一杯努力する」と語った。
許ソンニョ団員は「南北が同胞愛を互いに分けることができる機会になり、期待で胸が熱くなる。在日同胞青年として熱心に応援する」と決意を表明した。白スエ団員は「統一運動の現場に直接参加することになり本当にうれしい。全身で統一を感じたい」と抱負を語った。
2018年 2月 1日 / 統一運動
【統一ニュース 2018/1/31】
「6・15南側委員会は大切な機会をよく活かして、平昌オリンピックを平和オリンピック、統一オリンピックとして実現し、進んで韓半島の平和と南北関係改善の強固な踏み石へと発展させていくだろう」。
6・15南側委員会は30日、ソウル市内にある韓国労総大会議室で「2018年定期共同代表会議(総会)を開催して今年の事業計画を確定し、このような決議文を採択した。
南側委員会は決議文を通じて「平昌オリンピックに参加する北側同胞を熱く歓迎して、南北共同応援団活動をはじめ最善の努力をつくす」と明らかにした。
また「今年、各階層別の出会いをはじめ南と北・海外、各界各層が一つに集まる民族共同行事と全民族大会など統一大会合を必ず実現していく」とした。
6・15南側委員会は「平昌平和オリンピックの成果を継続させるために、各界と共に軍事演習をはじめ敵対政策中止と平和交渉の開始を促していく。地域及び部門本部・各団体の活動を一層活性化して各界各層の参加のもと、6・15南側委員会をより拡大・強化してキャンドル革命時代、各界が主人になる全民族的統一運動を力強く押し進める」ことを課題として提出した。
6・15南側委員会は31日、報道資料を通じて「主権実現‐平和実現‐南北和解実現を基本基調として継続的な行動、市民参加型事業を全国的に推進することにした」として、▲平昌‐平和オリンピック実現と南北共同応援、▲各界交流活性化及び民族共同行事推進、▲韓半島平和体制構築に向けた世論形成、▲地域別、村別平和統一ハンマダンの拡大、▲6・15南側委員会強化などを2018年事業として確定したと伝えた。
2018年 1月 31日 / 南北関係
【聯合ニュース 2018/1/31】
韓国、北朝鮮のスキー選手たちが、北朝鮮の馬息嶺スキー場で31日から1泊2日間共同練習を進める。
ペク・テヒョン統一部報道官はこの日、定例会見で「今日、統一部イ・ジュテ局長を団長にする私たちの代表団45人が、北側馬息嶺スキー場南北スキー選手共同練習参加のために北朝鮮を訪問する」と明らかにした。
代表団を乗せたアシアナ航空チャーター機は午前10時40分頃出発して、元山カルマ空港へ向かった。今後、陸路を通じて馬息嶺スキー場に移動する予定だ。
代表団は、共同練習に参加するクロスカントリースキー選手12人をはじめ選手団31人と支援メンバー、共同取材団などで構成された。
南北スキー選手たちは初日、自由にスキーをした後、翌日共同練習と親善競技などを進める予定だ。韓国の選手たちはオリンピックに出場する国家代表ではないが、北側では平昌オリンピックに参加する選手たちも練習に参加する。
ペク報道官は「(帰還時)北側選手団が同乗して訪韓する予定で、北朝鮮選手団はアルペンスキー、クロスカントリーなどの選手と役員で構成されると理解している」と話した。
チャーター機を利用した北朝鮮訪問は、米国との協議によってこの日早朝最終的に確定した。ペク報道官は「航空機運航と関連して、航空会社との実務協議などの内部的調整を行う側面があった。その次に米国と対北制裁と関連して論議が発生しないよう調整する部分もあった」と話した。
彼は「(制裁と関連して)米国の憂慮もあったし、航空会社の憂慮もあった。今、そのような憂慮と問題がないよう準備ができたし、協議が完了した状況」と明らかにした。あわせて「今回の飛行機に限り、制裁に抵触しないよう協議になったことと理解すれば良い」と語った。
2018年 1月 19日 / 未分類
【統一ニュース 2018/1/18】
6・15南側委員会は、南北高位級実務会談結果を歓迎する論評を18日発表、南北共同応援団組織に拍車を加えると明らかにした。
6・15南側委員会は論評で「これまでの長い間の分裂と対決を越える合意、歴代スポーツ、文化交流のうち最大規模の多彩な出会いの場、和解と平和の場を開く鼓舞的な合意を歓迎する」として「共同応援が合意することによって、各界多様な市民がこの和解の場を共に作る当事者として、より積極的に参加することができるようになったという点は鼓舞的なこと」と評価した。
あわせて「6・15南側委員会は、平昌オリンピック南北共同応援団組織に拍車を加え、
共同応援が成果的に進行されるよう最善の努力を傾けていく。近日中に共同応援のための南と北応援団間の協議もなされることを希望し、各界の積極的な関心と参加、関連当局の全面的な支援を期待する」と明らかにした。
6・15南側委員会は論評を通じて「最近、一部政界と言論で合同入場時、統一旗使用と北側訪問団に対する便宜提供などに対して、度を越した誹謗に没頭しているのは真に嘆かわしい。合同入場と統一一チーム構成時の統一旗使用は、南北が合意して国際機構がこれを尊重した中、去る91年から行われてきたことだけに、平昌でも行われて当然」と明らかにした。
2018年 1月 16日 / 国内
【聯合ニュース 2018/1/16】
平昌冬季オリンピック開幕を控えて、北朝鮮のオリンピック参加を議論するための会談が続いている。
南北は高位級会談(9日)と芸術団派遣のための実務接触(15日)に続き、17日には板門店で次官級「平昌実務会談」を開く。
わずか10日もならない期間に開く3回目の南北会談で、南北はここで議論された結果に基づき20日、スイスで国際オリンピック委員会(IOC)と会って北朝鮮の平昌オリンピック参加に対する協議を終えるという計画だ。
あわせて早ければ今月末には南北軍事当局会談が開催される。ここでは平昌オリンピックに参加する北朝鮮代表団の安全な陸路通行を保障するための軍当局間議論が進められる可能性が大きい。
このように進むならば、高位級会談で2年1ヶ月の断絶状態を清算した南北が、軍事当局会談まで1ヶ月もみたない期間に合計5回の会談を相次いで開催するわけだ。
まず17日、板門店南側平和の家で開かれる南北次官級実務会談では、北朝鮮の平昌オリンピック参加と関連した南北間議論が終えられると予想される。
北朝鮮訪問団の訪問経路・滞在費負担・開幕式合同入場の有無、女子アイスホッケー統一チーム構成など、芸術団派遣を除いた全てのイシューが議論されると予想される。
特に北朝鮮が派遣する高位級代表団と選手団・応援団・芸術団・テコンドー模範競技団など400~500人規模の訪問団が、どんな経路で入ってくるのか関心だ。わが政府は象徴性を考慮して陸路訪問を希望すると伝えられた。
南北が実務会談で先に議論して、IOCと最終協議しなければならないイシューも多い。
開幕式合同入場・統一チーム構成・朝鮮半島の旗使用の有無、北朝鮮選手団規模及び名称などは南北実務会談調整を経て20日、IOCとの議論で最終確定するものと見られる。
これと関連して、ト・ジョンファン文化体育観光部長官は、前日国会に出席して「現在、議論が進行中だが、開幕式の合同入場が合意すれば、韓半島の旗を持つことになる」と話した。
北朝鮮訪問団の滞在費負担も決めなければならない。選手団滞在費はIOCが、残りの訪問団の滞在費は韓国側が負担する方向で議論が進められる可能性が大きい。
北朝鮮の平昌オリンピック参加団の規模などが具体的に決まった後、軍事当局会談が続く展望だ。高位級会談で開催が合意した軍事当局会談は、北朝鮮の平昌冬季オリンピック参加支援にひとまず焦点が合わされると予想される。
国防部当局者は去る12日「北朝鮮のオリンピック参加規模、(南に来る)通行所要などがまだ決まらなかった。形が整えば、それに伴い後続措置をするだろう」と話した。このような説明は事実上、北側代表団の陸路訪問を念頭に置いたと解釈される。南北間軍事境界線を越えて、陸路で行き来するには軍当局の協力が必要なためだ。