2018年 6月 14日 / 朝米・6者協議
【統一ニュース 2018/6/13】
6・15共同宣言実践南側委員会は13日声明を発表、朝米首脳会談結果を歓迎し、各界の平和行動を促した。
6・15南側委員会は声明を通じて「朝米首脳会談は、開催それ自体だけでも70余年間続いた緊張と対決に終止符を打つ信号弾であり、葛藤と対決の時代を終わらせ、平和と繁栄の新しい時代に進む門を開くための着手を踏み出した」と評価した。
進んで「世界史に明確な足跡を残すことになるこの歴史的な朝米首脳会談と共同宣言を熱く歓迎して、会談の結実のための両首脳の決断にも敬意を表わす」と明らかにした。
6・15南側委員会は「この合意と成果が継続して発展していくよう力を傾けなければならない。一切の敵対的行動を中止して合意履行に全力を傾ける一方、後続高位級会談と追加首脳会談などを通して、実質的な関係正常化措置、平和保障と非核化措置を進展させていくべきだ」と要請した。
あわせて「今後、対北制裁中止などより、積極的な関係改善措置が続くことを期待する」と付け加えた。
6・15南側委員会は「韓半島の平和は、この土地、韓半島当事者の努力なしに決して実現されることはできない。各界の平和行動を継続させ、冷戦と分断の積弊を清算して、戦争が再び起きない新しい平和韓半島、統一韓半島を建設しよう」と促した。
6・15南側委員会は、6・15民族共同委員会南・北・海外委員長会議をピョンヤンで開き、6・15共同行事実務協議を進めようとしたが、去る1日、紆余曲折の末、開かれた南北高位級会談で6・15共同行事が霧散になった経緯があり、6・15南側委員会は、6・15共同宣言18周年記念行事をソウル広場で開催する一方、6・15以後、南・北・海外委員長会議をピョンヤンで開催する方案を推進中である。
2018年 4月 18日 / その他
【聯合ニュース 2018/4/18】
ポンペオ米国務長官内定者が、トランプ大統領の特使資格で去る週末(3月31日~4月1日)極秘裏に北朝鮮を訪問、金正恩北朝鮮国務委員長と会ったとワシントンポストとロイター通信が17日報道した。
これは5月~6月、初め朝米首脳会談を控えて朝米間最高位級接触が成されたことで、朝米首脳会談準備が急流に乗る兆しだ。特に最大議題に該当する非核化問題と終戦宣言問題などを深々と調整したと見られ、大きく注目される。
WPは2名の関係者の話を引用して、中央情報局(CIA)局長であるポンペオが先月末、国務長官に指名された後、トランプ大統領特使資格で極秘裏に北朝鮮を訪問、金委員長と面談したと報道した。
WPは、トランプ大統領が最も信頼する「腹心」の米国側特使と「不良国家」独裁指導者間の極めて異例的出会いは朝米首脳会談を控えて、トランプ大統領と金委員長間で北朝鮮の非核化プログラムに関する直接対話のための基礎を積むための努力の一環だったと解説した。
また今回の朝米間接触は、クリントン政権時期である2000年のオルブライト当時国務長官が金正日当時北朝鮮国防委員長に会って以来、最も最高位級だとWPは伝えた。
ポンペオ内定者は、CIA専門担当チームを陣頭指揮して朝米情報当局間水面下チャネルを稼動、朝米首脳会談のための水底調整作業を主導してきた。特に、北朝鮮当局が朝米首脳会談で非核化問題に対して議論する意向があるという立場を米国に直接伝達したと米行政府が去る8日明らかにしたことがあるが、これはポンペオ内定者が北朝鮮を訪問して1週間が経過した時点だったとWPは報道した。
先立ってトランプ大統領は17日、フロリダ州の個人別荘で安倍日本総理との首脳会談場で記者たちに「最高位級で北朝鮮と直接対話をした」と言及、朝米間接触主体が誰なのかについて関心が集中した。
トランプ大統領は具体的な日時と場所などは明らかにしないまま「私たちは北朝鮮と非常に高い、極度に高い水準の直接対話をした」とだけ明らかにした。
これに対してロイター通信は「トランプ大統領が、直接金正恩委員長と対話をしてきた」と報道、接触主体についてしばらく混線があったが、ホワイトハウス報道官は「大統領は最高位級次元で対話がなされたと話したことであり、直接自身が一緒にいたのではないと明らかにした」と説明した。
トランプ大統領はまた、南北間従来協定締結議論も支持するという意を公開的に明らかにした。トランプ大統領は「彼ら(韓国・北朝鮮)は従来の問題を議論しており、私はこの議論を祝福する。この議論を本当に祝福する」と話した。
これは27日開かれる南北首脳会談の議題で、従来協定締結問題が議論されているという事実を米国側が公式確認したことで、これに対し支持意志を表明したと解釈される。
2018年 4月 11日 / 未分類
【自主時報 2018/4/10】
27日の南北首脳会談を控えて67の市民社会・宗教団体が集まり「和解と平和の春」組織委員会を結成した。
「和解と平和の春」組織委員会は10日、ソウル プレスセンターで記者会見を開き、各界に対して「和解と平和の春」を共に作り出そうと訴えた。
組織委は「韓半島に和解と平和の春が訪ねてくるが、この春を妬む動きも目につく。去る10余年間、南北関係を破綻させた勢力は、南北間の出会いにことごとく疑問視し、日本は南北和解を露骨に反対し、米国政府もまた、南北が韓半島の和解と平和を主導することに不満を隠さないでいる」と指摘、「過去10年の断絶と対決が産んだ不信と誤解の壁を崩し、韓半島の平和と新しい未来のための果敢な譲歩と決断がなければならない」と主張した。
そして「着目しなければならない最も強力な動力は、キャンドルの熱い民主主義だ。首脳会談を進める当事者は両国の指導者だが、各界各層、多様な団体と個人の意が共に交わる社会的公論化、参加の場を通じて南北関係改善と韓半島の平和を熱望する多様な指向と声が集められる時、はじめて南北関係は丈夫な磐石の上にのぼるだろう」と訴えた。
組織委は今後、各界の要求案を発表して板門店に進む道に統一旗の掲揚、統一旗のバッジ着用などを推進すると明らかにした。特に4月21日、ソウル光化門北側広場で南北首脳会談成功開催、平和と和解・協力のための文化祭「キャンドル平和の春を呼ぶ」を開催する予定だ。
2018年 3月 10日 / 未分類
訪朝特使団の首席代表を務めた鄭義溶・大統領府国家安全保障室長は3月9日、ワシントンでトランプ米大統領に接見後、記者会見を通じて、「金正恩委員長はできるだけ早い時期にトランプ大統領と会いたいとの意思を明らかにした」と金委員長のメッセージをトランプ大統領に伝達し、これに対して「トランプ大統領は恒久的な非核化を達成するために金委員長と5月中に会いたい」と応じたことを明らかにした。
3・5南北合意の発表の際に、鄭室長が「米国に伝達する北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)のメッセージを追加で私が所持している」と言及した内容が朝米首脳会談の提案であったことが明らかになるとともに、トランプ大統領の受諾により4月南北首脳会談に続いて5月朝米首脳会談の開催が確定した。
北側が3・5南北合意で非核化・朝米関係正常化についての協議を明言し、核・ミサイルのモラトリアムを明確にした以上、米国政府は対話に臨まざるをえない状況に追い込まれた。平昌オリンピックを契機にしながら、南側の粘り強い働きかけ、北側の積極的で柔軟な姿勢、平和と統一を求める同胞の熱望、世界の平和勢力の支持が、南北首脳会談にとどまらず朝米首脳会談の合意まで引き出したといえる。また朝米首脳会談開催の合意に至る過程は、制裁や軍事力による圧迫ではなく、対話による解決がどれほど大切かを具体的に示した。日本政府は圧力一辺倒の対北政策を変更すべきであり、そうしなければ国際的にますます孤立することになるだろう。
朝鮮半島の平和を実現するためには、朝米国交正常化と朝鮮戦争の停戦協定を平和協定に転換することが必要であり重要だ。朝米首脳会談は、この課題に責任を持つ両首脳が対話を通じて、これを解決する最高の機会であり、首脳会談の成功は歴史に名をのこす業績となるだろう。韓統連は南北首脳会談とともに朝米首脳会談の開催を積極的に支持・歓迎し、その成功のために全力を傾けることを明らかにする。すべての同胞は固く団結して朝米首脳会談を成功させ、朝鮮半島の恒久的な平和を必ず実現しよう。
2018年3月9日 在日韓国民主統一連合
2018年 3月 8日 / 国内
【統一ニュース 2018/3/7】
南北が4月末、板門店南側「平和の家」で第3回南北首脳会談を開くことに対して、各界は一斉に歓迎の立場を明らかにした。
6・15南側委員会は7日論評を発表、「平昌オリンピックを契機に始まった北側高位級の相次いだ訪問と南側の特使北朝鮮訪問を通じて、南北関係改善と韓半島の平和実現の重大な突破口が用意されたのを熱く歓迎する」と明らかにした。
そして「もうボールは米国に渡った。米国政府は一方的な対北制裁と大規模戦争演習など対北軍事的威嚇を中止して、朝米関係正常化と平和体制構築のための交渉を行わなければならない」と強調した。
それとともに「南北間の合意が成果的に結実を収めるためには南北関係改善、韓半島の平和に向けた具体的な措置が続かなければならない。中断された南北間協力事業を再開して、離散家族再会をはじめ人道的問題の解決、各界各層の多方面交流を拡大していく積極的な措置が続くこと」を期待した。
民主労総もこの日声明を発表、「南北間合意内容及び北朝鮮訪問結果を、そのどの時より熱烈に歓迎する。履行する課題は早いほど良く、一寸の違反もいかなる障害物があってもならない」と明らかにした。
あわせて「問題は米国の態度だ。米国はこれ以上、北の核威嚇を言い訳せず即刻朝米対話に出なければならなく、平和協定締結という方向と目標を明確にしなければならない」と主張した。
そして「南北首脳間ホットラインに続き、南北民間の自主的交流も全面的に保障され、推進されなければならない。民主労総は今回の特使北朝鮮訪問結果内容に立って、南北労働者代表者会議など、南北労働者間自主的交流と対話を積極的に推進していくだろう」と強調した。
参与連帯は論評で「平昌オリンピックを契機に造成された解氷ムードが、実質的な南北関係改善と韓半島の核問題解決に対する積極的な意思鮮明につながった。南北間の前向きな合意をとても歓迎して、韓半島の平和のための意味のある南北・米当局間の対話が本格的に成り立つこと」を期待した。