2016年 3月 9日 / 国内
全国女性連帯は8日、世界女性の日108周年を迎え、ソウル光化門広場で「朴槿恵政権3年、私たち女性は記憶する!怒る! 行動する!」の主題で記者会見を開催した。
全国女性連帯はこの日発表した「108周年世界女性の日記念 全国女性連帯女性宣言文で、朴槿恵政権はセウォル号惨事の真実を解明するのに汲々とし、日本政府との合意で慰安婦被害者の名誉と尊厳を踏みにじり、開城工業団地閉鎖と史上最大規模の韓米戦争演習で国民を戦争の不安の中に追い詰めるなど、過去3年間歴史の車輪を完全に逆に回してしまった」と批判した。
そして「全国女性連帯は今年、民主主義の価値が正しく立つ世の中、共同体が互いに共生する世の中、少数者が差別を受けない世の中、戦争のない平和な世の中を作るために政治権力はもちろん、私たち社会に存在する全ての不当なことに対抗して行動する」と明らかにした。
特に▲日本軍慰安婦合意廃棄と日本の公式的な謝罪及び賠償・責任者処罰、▲恒久的な韓半島の平和定着のための平和協定締結、▲仕事と家庭の両立が可能な平等な労働、女性非正規職撤廃と生涯労働権確保、▲4月総選挙で反民主・反民生・反人権・反女性的候補の落選と良い候補当選などのために積極的に行動すると話した。
孫美姫全国女性連帯常任代表は「世界の女性の権利を確立するためのに108年の長い歴史が流れたが、この土地の女性たちは相変らず人間らしい人生に向けた闘争を宣言しなければならない」と述べ、「朴槿恵政権の3年間、広がった蛮行を記憶して、怒って、行動しなければならない」と主張した。
2016年 3月 1日 / 国内
民衆政治連合(仮)が民衆連合党の名前で正式出帆した。
27日、城南室内体育館で民衆連合党創党大会が開かれた。ソン・ソル共同代表は経過報告で「この間、労働者11000人余り、農民3500人余り、青年1300人余りが入党し、各市・道党の創党大会を経て中央党結成に達したと報告した。
大会では、イ・グァンソク前全農議長、カン・スンチョル前民主労総事務総長、ソン・ソル前梨花女子大総学生会長が共同代表に選出された。
民衆連合党は創党宣言文で「連合政党として党内機構の自律性を保障する」と明らかにした。労働者・農民・青年はそれぞれ非正規職撤廃党、農民党、青年党という名前を使って、それぞれ党員活動をすることができるという意味だ。 ただし現行選挙法が複数党籍を許容しないだけに選挙では民衆連合党の名前で共同対応する。
民衆連合党は綱領の代わりに基本政策を議決した。この基本政策は去年の末の民衆総決起で出された11大要求事項に慰安婦問題の解決を促す項目を入れて12大要求で構成され、今回の総選挙で「99%を代弁する」多数の候補を出馬させる予定だ。
2016年 2月 25日 / 国内
【民衆の声 2016/2/24】
1千余りの市民社会団体で構成された「2016総選挙市民ネットワーク」と全国公務員労働組合、全国言論労働組合、民主言論市民連合、市民社会団体連帯会議などは24日、ソウル光化門広場で記者会見を行い「20代総選挙で不当な影響力を及ぼそうとする国家機関と公職者、政府系団体の選挙介入行為を市民と共に監視するための“国家機関選挙介入市民監視キャンペーン団“をスタートする」と明らかにした。
キャンペーン団は6項目の主な選挙介入行為を発表して、これに対する集中モニタリングを進めると明らかにした。キャンペーン団が明らかにした6大選挙介入行為は▲国家情報院職員などが身分を偽って特定政党(候補)を支持、または誹謗する文を作成して拡散する行為、▲国家情報院などが官営・右翼団体をそそのかして、特定政党(候補)を支持、または誹謗する行為、▲検察・警察・国家情報院が選挙に影響を及ぼす目的で、特定政党(候補)に不利な事件を表わす行為、▲予備軍・民防衛教育など安保教育を口実にして、政治の中立を破る内容を宣伝する行為、▲行政機関、または高位公務員が特定政党(候補)を支持したり、誹謗する行為、▲政府系団体が特定政党(候補)を支持したり、誹謗する行為だ。
キャンペーン団は、このような介入行為に対する市民からの情報提供の行動を促すとともに、政府機関に選挙介入禁止要求書を伝達して公正選挙の約束を要求する計画だ。キャンペーン団活動はこの日から総選挙が実施される4月13日まで約50日間、様々な活動を進行する。
キャンペーン団は会見文を通じ「私たちは国家情報院をはじめ国家機関に厳重に警告する」とし、「選挙介入stop、市民監視startキャンペーンを通じ、市民と国家機関の不法な選挙介入行為を厳格に監視する」と明らかにした。
2016年 2月 19日 / 国内
【民衆の声 2016/2/18】
民主労総が4・13総選挙を控えて「労働者・農民・貧民を生かし、朴槿恵政権審判2016総選挙共闘本部」を18日公式発足した。
この日、総選闘争本部はソウル市内の民主労総大会議室で開かれた記者会見で「民衆の生存権危機と朴槿恵政権の民主主義破壊、平和危機に対抗して総選闘争本部を発足する」と明らかにして、今後の活動計画を発表した。
これらは活動目標として▲民衆主導で反労働・反民生・反民主勢力審判▲労働者・民衆と進歩運動の政治的進出拡大▲民衆連帯闘争強化及び民衆政治の拡大▲総選挙で民衆総決起12大要求提示▲総選挙以後、労働者-民衆政治復活事業及び主体力量形成などを明らかにした。
総選共同闘争本部は記者会見文を通じて「総体的危機が臨界点に達している韓国社会を治癒する方案は、労働者・農民・貧民などの民衆政治力量の上昇にかかっている」として、「今回の総選挙で民衆総決起12大要求を核心争点にして、労働者・民衆の政治力量を強化させる」と明らかにした。
このために来る27日の第4次総決起闘争に総選闘争本部の名前で積極的に参加して、総選闘争本部要求案の発表及び集中キャンペーン、大規模政治実践団運営などの事業を展開していく方針だ。
総選闘争本部は民主労総をはじめ全農・全国貧民連合・全国障害者差別撤廃連帯・韓国青年連帯など市民社会団体と正義党、労働党など20余りの組織が参加した。
2016年 2月 15日 / 政治圏
【民衆の声 2016/2/13】
「1%が独占したヘル朝鮮(地獄のような朝鮮)をひっくり返そう。99%民衆が直接政治に出よう」。
労働者・農民・青年を主軸にする民衆政治連合(仮)が13日、創党準備委員会を発足した。
民衆政治連合はこの日、ソウル白凡記念館で創党準備委員会発足式を開き、カン・スンチョル前民主労総事務総長、イ・グァンソク前全国農民会総連盟議長、ソン・ソル梨花女子大総学生会長を共同代表に選出した。27日に創党大会を開く民衆政治連合は4月総選挙に積極的に参加し、朴槿恵政権審判と政治勢力交代を実現すると宣言した。
この日発足式には200人余りの発起人をはじめ1千人余りが参加した。キム・ヨンホ全農議長、イ・チャンボク6・15南側委員会常任代表などが参加して発足を祝った。
民衆政治連合は政治主体の交代と進歩勢力団結を強調した。既存の与野党が1%の既得権勢力だけ代弁して「ヘル朝鮮(地獄のような朝鮮)」と呼ばれる状況を招いたとし、労働者・農民・青年・貧民などが直接政治に参加しようと主張した。
あわせて民衆政治連合は、お互いの差を尊重して団結する新しい連合政治を実現することを確認した。当初、民主労総総選挙方案に提出された選挙連合政党が推進されなかったが、進歩勢力に民衆政治連合の門戸を開放して、新しい連合政党を運営するということだ。
発起人の満場一致に選出された労働者・農民・青年3名の共同代表も政治主体の交代と進歩勢力団結、そして当面4月総選挙を通した朴槿恵政権審判を力説した。
カン・スンチョル共同代表は「一握りもみたない既得権勢力に、労働者・民衆の運命を任せることはできない。ハン・サンギュン民主労総委員長が拘束される時、そばには一人の国会議員もいなかった」と述べ、「労働者が立ち上がって労働地獄・資本天国を変えよう」と訴えた。
発足式に先立ち開かれた発起人大会では、党名を民衆政治連合(仮)に決め、3名の共同代表選出、規約承認などを行った。これらは27日に創党大会を開く予定だ。
民衆政治連合は創党と同時に、総選挙対応に拍車を加える展望なので以後、総選挙地図にどの程度波紋を及ぼすのか注目される。