2017年 5月 25日 / 国内
【民衆の声 2017/5/24】
23回、朴槿恵政権退陣キャンドルを率いた「朴槿恵政権退陣非常国民行動」が大長征の終止符を打った。
退陣行動は24日、ソウルプレスセンターで記者会見を開き「朴槿恵政権退陣という役目と役割をつくしたので国民に解散を宣言する」と明らかにした。
退陣行動は「犯罪を否認して持ちこたえた朴槿恵は1700万キャンドルの前についに罷免され、拘束された」”として「怒った民心、正義を熱望する民心が最高の権力であることを遺憾なく見せた歴史であった」と評した。
この日、退陣行動はキャンドル集会参加人員推計値と収益金及び財政運用計画などについても公開した。退陣行動が地下鉄輸送分担率と現場確認などを比較分析した結果、昨年10月29日に開かれた第1回集会から今年4月29日に開かれた第23回集会まで延べ人数1684万8000人が参加したと集計した。
収益及び支出に関連して退陣行動は、昨年10月29日から今年5月12日まで口座・現場募金及びその他収入で集まったお金が約39億8000万ウォンほどであり、キャンドル集会を行う過程で約32億1000万ウォンが支出されたと明らかにした。
退陣行動は今後、白書編纂とメディア記録事業などキャンドル抗争を記憶するための事業などを継続する予定だ。残った予算約7億7000万ウォンほどはキャンドル抗争記憶事業と積弊清算6大当面懸案闘争支援、光化門広場使用料などに使われる予定だ。
2017年 5月 10日 / 声明
昨日実施された第19代韓国大統領選挙において、「共に民主党」の文在寅候補が、「保守の牙城」といわれる大邱、慶南、慶北を除く全地域で1位を記録、青年層を中心に幅広く票を集め、得票率41.4%を得て当選した。広範な国民の支持を受けた文候補の当選は「国民の勝利」であり、「わたしたちの勝利」である。韓統連は文候補の当選を心より歓迎し、新政権に大いに期待するものである。
「朴槿恵―崔順実ゲート」で明らかになった朴政権の国政ろう断と憲政秩序破壊に憤激した国民は、1700万にも及ぶキャンドルを掲げ続けて、ついには朴槿恵を罷免し逮捕に追い込む成果をかち取った。さらにこの「キャンドル革命」は、朴槿恵とその追従勢力の不正腐敗、悪政失政を対象とし追求するところにとどまるのではなく、すべての積弊の清算とそれらを主導してきた積弊勢力の一掃が、韓国が真の民主共和国として生まれ変わるために、不可欠の課題であり、国民が主権を行使してそれを実現しなければならないことを明らかにした。
すなわち、今回の大統領選挙では、キャンドルに示された国民の意思を選挙において全面的に発揮し、積弊清算と民主改革をなによりも優先し積極的に推進する民主政権ヘと政権交代を果たすことが、最大の課題であった。文候補は昨日夜、「キャンドル革命」の発信地である光化門で、「正義の国、統合の国、原則と常識が通じる国をつくるために、共に闘った偉大な国民の偉大な勝利」と当選後の第一声を上げた。文政権の誕生はまさに「キャンドルの民意」にかなうものといえるだろう。
文候補は朴政権に反対し、キャンドルデモに参加、賛同する姿勢を示し、選挙公約として、積弊清算特別調査委員会の設置と不正蓄財の没収、財閥改革と特恵根絶などの根本改革とセウォル号惨事の真相究明、開城工団の再開、韓日「慰安婦」合意の再交渉など、緊急かつ重要な課題の解決も掲げた。
とりわけ開城工団の再開など南北関係については、南北共同宣言に基づき、これを復元し発展させることが、新政権の急ぐべき課題であることを指摘したい。文候補は盧武鉉大統領の右腕として10・4宣言に関わった経歴を持ち、選挙運動期間中には「朝鮮半島平和構想」の発表を通じて、南北共同宣言の継承を強調、南北の民間交流も推進し、朝米関係の改善にも尽力するとした。朝鮮半島と東アジアにおける対決と緊張状態から脱却し、平和と統一を主導していくうえで、ふさわしい役割を担っており期待が大きい。新政権は、南北海外で共に進める6・15民族共同委員会の共同行事や全民族大会の開催についても、積極的に協力することで成功へと導き、「第2の6・15時代」をきり開かなければならない。
対米関係については、なによりも自主権を明確に主張することが重要である。特に、米国側の奇襲配備や費用負担要求で問題が深刻化するサード(THAAD、高高度ミサイル防衛システム)の韓国配備は、「次期政権で検討すべき」としていたが、「配備反対」を明らかにし、至急に対処することが求められている。また、戦時作戦指揮権の返還についても公約どおり推進すべきだ。
新政権の下で国民主権が発露し、民主が発展し民生が保障され、新政権が民族主権と国家主権を守護し、平和を実現し統一を促進し、さらには在外同胞が異国の地にあっても、国民としての誇りを持って民族的に生きることができるよう積極的な政策を展開することを希望する。「全力で新しい国をつくる。国民だけを見て正しい道を進む」「国民大統領となる」と明言した文在寅・新大統領の決意に拍手を送りながら、韓統連は新政権に支持と支援を惜しまないことを明らかにする。
2017年5月10日
在日韓国民主統一連合(韓統連)
2017年 4月 11日 / 国内
【民プラス 2017/4/10】
市民社会陣営が積弊清算を促し、積弊清算30日平和行動に突入した。
10日、ソウル光化門北側広場で市民社会団体代表と会員は「キャンドルは平和を望む」「5月大統領選挙を作った国民の力、積弊清算を継続しよう」「平和ビジョンを提示する大統領を望む」をスローガンに、「積弊清算平和行動」宣言記者会見を開いた。
李チャンボク6・15南側委員会常任代表議長は「光化門広場は今、退陣広場から積弊清算平和広場に作っていこう」と促した。「積弊清算平和行動」には6・15南側委員会など31の全国・ソウルの主な団体が参加した。
「積弊清算平和行動」はまず4月11日~4月29日まで毎日午後4時~8時に光化門広場一帯で「退陣広場から積弊清算の広場へ!キャンドル平和を語る」キャンペーンを進める予定だ。
また▲光化門広場にソウル市民の平和統一メッセージを集めることができる市民参加型造形物設置、▲サード配備撤回と平和統一大統領を念願するキャンペーンを展開、▲女性・農民・青年・学生・労働など主な団体を中心にトークコンサート、文化祭など多様な広場での行動を進行、▲ソウル市民1万平和・統一宣言などの計画を持って活動する予定だ。
2017年 4月 6日 / 未分類
【民衆の声 2017/4/4】
早期大統領選挙を控えて全国各地の市民社会・労働団体が1ケ所に集まり、主権者の熱望を集めて大統領選挙候補政策公約を検証・評価する共同行動を行う。
370余りの市民社会・労働団体は4日、ソウル市内で「2017大統領選挙主権者行動」発足記者会見を開き、「2017年大統領選挙、新しい大韓民国に向かうキャンドル大統領選挙として作ろう」と主張した。
主権者行動は「第19代大統領選挙が35日先に迫った。今日ここに集まった私たちは今回の大統領選挙を“キャンドル大統領選挙”と呼ぶ」と強調した。
主権者行動は「私たち市民団体は、今回の大統領選挙をキャンドル市民革命の気勢を受け継いで新しい大韓民国を作る重大な契機として作るために、3つの活動方向と7種類の活動計画を立てた」と明らかにした。
その内容は▲市民の熱望集めと提案キャンペーン、▲主な候補者の主な分野政策公約に対する検証評価キャンペーン、▲官権介入選挙不正監視および市民参政権保障運動などを基本活動方向に設定して、7種類の具体的な活動を計画を発表した。
これらは市民の熱望を集めるキャンペーンとして、来る18日と19日頃、全国各地で「主権者パーティー」を開催する。11日から21日の10日間は集中キャンペーン期間として、市民が送ってきた希望事項と要求政策をホームページを通じて知らせ、最終当選者にも伝達する。4月第4週には候補者1人づつ招請して、市民が直接尋ねて候補者が答える市民大会を開催する。17日から21日の5日間には「主権者が行く」というタイトルで候補者がいる所を直接訪ねて行き、市民が望む政策を受け入れ・公約要求パフォーマンスを行う。
また、主権者行動は主な分野に対する候補者別の立場に対して、該当分野専門市民社会団体の検証及び評価結果を収録し、市民の判断を助ける施設を運営する計画だ。候補者の立場に対する市民の意見提示機能も併行する。
国家情報院など政府機関と自由総連盟・在郷軍人会・在郷警友会など官営機関を官権選挙集中監視及び警告対象に設定して、監督要求書を地域選管委と検・警に提出するキャンペーンも進める。
「朴槿恵政権退陣非常国民行動」の朴ソグゥン共同代表は「キャンドル抗争が革命になるためには朴槿恵の拘束だけでなく、共犯勢力に対する人的清算と朴槿恵政権の悪い政策も廃止しなければならない。キャンドル抗争をキャンドル革命へと発展させていく決定的運動を今日から始めよう」と強調した。
2017年 3月 31日 / 国内
朴槿恵が拘束された。セウォル号が引き揚げされ、セウォル号惨事1081日が経過して朴槿恵が拘束された。真実はこのように偽りに勝つ。
今、2014年4月16日に沈没した船体が引き揚げられ、木浦に向かっている。
セウォル号惨事は朴槿恵政権執権初期に起きた。冷酷な恐怖政治の入口だった。なぜ救助しなかったかを尋ねる犠牲者の家族に、朴槿恵政権は公安の激しい風を吹かせた。しかし、犠牲者の家族は「我慢しなさい」という指示に従わなかった。喪失の海から歩いて出て、黙々と3年間闘った。
朴槿恵拘束は真相究明の第一歩だ。
証拠隠滅の恐れがある犯罪者を拘束するのは当然だ。拘束をはじめ徹底的に調査して、処罰して真実を明らかにしなければならない。真実を隠した黄教安とウ・ビョンウ、そして海上警察と海水部の全ての責任者も全員拘束して処罰しなければならない。そして、執拗な妨害を受けたセウォル号惨事真相究明が初めてまともに進められなければならない。
私たちは真実の証明であるセウォル号を通じて明らかにするだろう。帰って来られない家族を必ず探すだろう。
304人の犠牲者と家族の絶え間ない歩みが今日を作った。
哀悼と喪失の前に沈黙しなかった市民が野蛮の時代を終わらせている。闇は光に勝つことはできない。偽りは真実に勝つことはできない。
2017年3月31日
4月16日の約束国民連帯(4・16連帯)